【医師監修】妊娠39週の妊婦・胎児の状態は？症状や注意点！出産兆候も！

自然分娩には呼吸の取り方がとても大切です。上手な呼吸法は陣痛の痛みを逃したり気持ちを落ち着かせることにも繋がり、赤ちゃんにも十分に酸素を送ることができます。呼吸法は病院や母親学級などで指導がありますが、いざという時に呼吸法の練習の成果が出るようにしておくと安心です。好きな曲にあわせて呼吸法を練習した先輩ママもいます。（※4）

入院準備は整っていますか？用意した頃とは季節が若干ずれていることもあるので、もう一度入院バックの中を点検してみましょう。パジャマ、ショーツ、ナプキン、タオル、スリッパ、携帯充電器、産後の洋服など陣痛が始まったり破水してしまってからでは見直すことは出来ないので再度チェックし、ご家族にも入院バックについて知らせておきましょう。

（入院準備については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠39週目になるとおしるしや前駆陣痛、胎動の変化など様々な出産の兆候があらわれます。個人差や時期の差がありますが、以下のような症状があらわれたらもうすぐだと心の準備をしましょう。

妊娠39週の出産間近になると赤ちゃんの頭が下に降りてきます。胃のあたりから膨らんでいたお腹が全体的に下がっている感覚が妊婦さんにもわかります。赤ちゃんは頭を子宮口に収め出てくる準備をしています。

前駆陣痛とはお腹が固く張ったり強い生理痛に似ている痛みが繰り返し襲ってくる症状です。いよいよ陣痛が来たと思い込みがちですが本格的な陣痛（本陣痛）が来る前に感じることが多くあり、前駆陣痛は痛みの間隔や強さが一定ではなく不規則で体の向きを変えると治まります。前駆陣痛は個人差があるので、前駆陣痛を感じずいきなり本陣痛の場合もありますから間隔や強さに注意しましょう。

妊娠39週頃になると胎動が少なくなってきます。赤ちゃんが子宮の中で動くスペースが無くなってくるためです。自由自在に動いていた胎動とは違って、強くなった手足の力でビヨーンと伸びてきたりグッと押される痛みを感じたりと胎動はおとなしくなりますが、骨格がしっかりとしてきたような胎動に変わるでしょう。胎動には個人差があり出産前日まで強い胎動を感じていたという妊婦さんもいます。