【医師監修】妊娠15週の妊婦・胎児の状態は?症状や注意点!お腹の大きさは?

少しずつお腹の膨らみを感じる頃でもあり、妊娠をさらに実感する時期でもある妊娠4か月。妊娠15週目は、妊娠4か月の終わり頃でもあります。この頃の妊婦さんや赤ちゃんの状態にはどのような変化があるのか、注意点やお腹の大きさなど、妊娠15週目の様子を紹介します。

( 5ページ目 )
Commentator
|
専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
> プロフィール詳細
Contents
目次
  1. 妊娠15週目の妊婦の体の状態は?
  2. 妊娠15週目の胎児の状態は?
  3. 妊娠15週目のお腹の大きさはどれくらい?
  4. 妊娠15週目で性別が分かることもある?
  5. 体重管理を始めましょう
  6. 妊娠線の予防を始めましょう
  7. マタニティ下着に替えましょう
  8. 妊娠15週目に現われる症状は?
  9. 妊娠15週目の注意点は?
  10. 妊娠15週目は流産の可能性は低いけど油断は禁物
  11. 妊娠15週目で安定期間近でも無理のない生活を

マタニティウェアも意識し始めましょう

マタニティ下着と同時にそろそろマタニティウェアについても考え始めましょう。お腹が大きくなってくると今まで穿いていたパンツやスカートがきつくなってきます。マタニティウェアのパンツやスカートはお腹の部分がリブニットになっていて大きくなったお腹もしっかり包んでくれますし、サイズの調整はボタンで可能な物が多いです。手持ちのパンツに取り付けてお腹周りのサイズを調整出来るアジャスターバンドもあります。

マタニティウェアもデザインが様々で、お店やネット通販などでお洒落なウェアがたくさんあります。選ぶのも楽しいでしょう。

マタニティウェアは妊娠中しか着ないからとトップスは手持ちの物を着ている、マタニテウェアを買わないで済ますという人もいるでしょう。普段の服でもゆったりとしたワンピースは妊婦さんも着やすいですね。

妊娠中は体を締め付けることは良くないですから、下着やウェアなど必要な物を購入し妊娠中のお洒落も楽しみましょう。

妊娠15週目に現われる症状は?

妊娠中は普段とは違った症状が現れやすくなります。妊娠前にはなかった症状が現れ困る妊婦さんもいるでしょう。妊娠15週目には妊婦さんにどのような症状が現れやすくなるのか説明します。

妊娠15週は腰痛がある

妊娠中は、お腹が大きくなるために腰痛を感じる妊婦さんも多くいます。妊娠15週目はまだそこまで大きなお腹ではありませんが、お腹が段々目立ってくることによってこの頃から腰痛を感じるようになる妊婦さんもいます。マッサージをしてもらったり、ストレッチをしたり、姿勢を正してみたりして腰の痛みを和らげましょう。

妊娠15週はむくみやすくなる

妊娠中は何かとむくみやすくなります。それは、子宮が大きくなり血管などを圧迫し血流が悪くなるためです。また、妊娠中は血管透過生が亢進するので、血管外に血漿成分が露出しむくみの原因になります。むくみを感じたら塩分を控えてみたり、水分の量を調整してみたり、足がむくんでいたらマッサージをしてみたりしてむくみを解消しましょう。

足がむくむという妊婦さんも多いです。もし、足がむくんでしまったらどうしたらいいのか、動画では足のむくみの解消法を紹介しています。足がむくんでしまった時に試してみましょう。

(むくみについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期のむくみの対策は?足のだるさや指のむくみの原因は?

妊娠15週はお腹の張りを感じやすくなる

子宮が大きくなり、赤ちゃんも成長し活発に動くようになってくるとお腹の張りを感じることも増えてきます。お腹の張りや痛みを感じたときは少しの間横になって安静にしましょう。普通の張りであれば安静にしていれば治まってきます。しばらく横になっているのに張りや痛みが治まらない、強くなるような時は病院へ行きましょう。

(妊娠初期のお腹の張りについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期の「お腹の張り」の原因と対策!下腹部痛を伴うと危険?

妊娠15週目の注意点は?