鹿児島の方言&かわいい鹿児島弁まとめ!【動画】で地元民の発言集も!

方言の中でも、太平洋戦争では暗号として使われたこともある、鹿児島弁。あなたは何個知っていますか?よく使う鹿児島弁ランキングTOP20や、かわいい&面白い鹿児島弁をそれぞれランキング形式で、また、鹿児島弁の語尾の特徴や、告白するときに使える言い方もご紹介します。そして、【動画】でガチ地元民の生の鹿児島弁も方言好きには必見です。

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Contents
目次
  1. 鹿児島の方言、何個知ってる?
  2. 薩摩弁は太平洋戦争では暗号として使われた?
  3. 覚えておきたい鹿児島弁の例文TOP20!
  4. かわいい鹿児島弁ランキングTOP10
  5. 面白い鹿児島弁ランキングTOP10
  6. 鹿児島弁は語尾が特徴的?
  7. 鹿児島弁で告白してみた!
  8. 鹿児島出身者が標準語だと思ってた鹿児島弁5つ
  9. 【動画】ガチ地元民の鹿児島弁を聞いてみよう!
  10. 鹿児島弁は魅力がいっぱい

標準語の「だれる」はダラダラするという感じですが、鹿児島弁の「だれる」は疲れること、またその様子を表します。「しった~だれた~」と言われたら優しく労わってあげましょう。

公務員

(30代)

初めて鹿児島県を旅行で訪れた時、観光に利用したタクシーの運転手さんは大変親切な方で、開聞岳から長崎鼻へと南薩摩を満喫ました。また、地元の人しか知らない名所にも案内して頂き、大満足でした。

「今日はあちこちたくさん移動したので物凄く疲れました」と言うと、それを鹿児島弁で言うと「きょは いっぺこっぺ されもしたで しったい だれもした」だと車内で何度も練習させられ、楽しい思い出になりました。

覚えておきたい例文TOP⑭「のさん」

「だれる」よりも更に疲れた様子、かったるい様子、面倒くさい様子のことです。「できるならもうその行為を二度としたくない」というくらいの拒否反応を示す表現です。「あの仕事は、わっぜ、のさん」と言われたら、少しは手伝ってあげましょう。

覚えておきたい例文TOP⑬「ぎる」

万引きやくすね取ることなどを表します。悪い事ですが、自転車を盗んだ場合「ちゃりをぎってきた…」「この馬鹿しったんは!」ときつく怒られます。

覚えておきたい例文TOP⑫「げんね(げんない)」

恥かしい事をしてしまった時、照れ隠しに加えて申し訳ない気持ちで一杯の時に「わっぜ、げんなか~」と使います。子供の同士の喧嘩の際に先方の親に誤りを言う時「おいげぇん子が、こげんこっつして、まことげんねか~」で伝わります。

覚えておきたい例文TOP⑪「きばる」

標準語の「きばる」は気合いを入れる時や力む時に使いますが、鹿児島弁では「がんばれ、がんばれ」と凄く応援したい時に使います。「きばれ~きばれ~きばりやんせ!」と言われたら頑張るようにしましょうね。

覚えておきたい例文TOP⑩「さらく」

落ち着きなく歩き回る様子を表します。「そげん、さらきまわらんと」とじっとするように注意する時に使います。また、散歩の途中で「そげさらけっ、くっで」と言われたら「暇そうに何をうろうろしているのか?」と皮肉られていますので要注意です。

覚えておきたい例文TOP⑨「やっせん」

駄目な様子。会話中に同意を求めた時に「やっせん」と言われれば「それは駄目だ、認めない」という意味になります。「やっせんかったね」と言われた時は「努力したけれど、至りませんでしたね」という意味で厳しい中にも優しさが感じられます。また、度量が小さく弱虫な子供の事を「やっせんぼ」と呼びます。

覚えておきたい例文TOP⑧「てげてげ」

適当でお粗末な様子を表します。「テストをてげてげやった」と言えば、あまり考えず、本来の力を出さずにやったことを指します。何事も本気で取り組まないでいると「あいは、てげてげなしーやっで、仕事は頼まんほうがよかど」と言われてしまい「てげてげな人」だと評価されていると言う事です。