鹿児島の方言＆かわいい鹿児島弁まとめ！【動画】で地元民の発言集も！

相槌のひとつですが、可愛そうに、残念だったね、大変だったねといった優しい労わりを表す方言です。「財布落した」と言われたら「んだもしたん～」とかわいい感じで答えましょう。相手は少しは救われます。

九州他県の方言の「よかけん？」「よか？」と意味は同じです。鹿児島弁特有の語尾に「け」が付くことで「どうですか？」「お願いしてもいいですか？」と言う謙遜して、お願いしている感じがとても可愛い方言です。

「～ちょっど」は、その語尾の強い肯定の裏に隠された照れ臭い気持ちを表現しています。かわいい女の子が照れ隠しに「好いちょっど～」と告白すれば、標準語の｢好き」よりも恥かしいのを我慢して強がっている気持ちが感じられます。

鹿児島弁は他府県の方言に比べるととても面白く、楽しい言葉が多いと感じますね。意味を理解すればもっと面白く、楽しく使いこなせることでしょう。

「～じゃっど」と言うと「～ですよ」「その通りです」と肯定を意味します。また名前を名乗る時に「○○子じゃっど」と言うと「○○子ですよ、わかりますか？」と確認しています。

標準語の語尾の「～ます」を「～もす」と訛るので「おはようございもす」「私はこれから、もっと精進しもす」と鹿児島県内では多発される方言です。ちなみに過去形の語尾変化は「～ました」は「～もした」に変換されます。残念ながら、最近では若者は使わなくなって来ているようです。

「～やっとな」は｢～している」と言う意味で使われる方言です。「～しちょる」と同意語ですが「～やっとな」の方が丁寧語になるようです。「お侍さん、どげんしたら、こんなに太いやっとな？」「お侍様、どのように鍛錬すれば、そのような立派な筋肉が付くのですか？」と丁寧にお尋ねしています。

「～ないだろうか」と言う意味の方言です。相手を心配し、思いやる気持ちが含まれています。「殿には不安なのでなかどか」は「殿には不安なのでないだろうか」と心配で一杯のようです。