【医師監修】妊娠初期症状と生理前症状(PMS)の違い20箇所!体験談も!
妊娠を望んでいる人にとって、生理前は妊娠したかどうか気になって落ち着かないですよね。生理予定日から1週間前頃から生理前症状であるPMSが起こりますが、妊娠初期症状とも似ていて妊娠かどうか判断しにくいものです。そんな妊娠初期症状とPMSの違いをご紹介します。
3.生理前にも起こりやすい「下痢や便秘」
生理前に下痢や便秘になる人は少なくないでしょう。これはホルモンバランスの変化によって起こるため、妊娠の兆候として現れることもあります。
いつも生理前に下痢や便秘にならない人は妊娠の兆候と気づくかもしれませんが、そうでない人は違いがわかりにくいですよね。その場合は、下痢や便秘が起きたタイミングで着床出血はなかったか、おりものに変化はなかったかなど、他に妊娠の兆候が現れていないか確認してみましょう。
(妊娠時のお腹の変化や腹痛については、以下の記事も参考にしてみてください)
4.生理前でも妊娠初期でもだるくなる「倦怠感」
生理前はホルモンバランスの変化で倦怠感を感じやすいですが、妊娠初期における倦怠感はホルモンの作用のほか妊娠に伴う様々な変化に身体が対応するために、無意識に大量のエネルギーを使っていることも原因です。倦怠感がひどい時は妊娠の兆候かもしれないことを忘れずに、無理を重ねないようにしましょう。
5.PMSと思ったら妊娠初期?「頭痛」
プロゲステロンには血管を拡張させる作用があるため、生理前も妊娠初期でも偏頭痛が起こりやすくなります。特に妊娠初期から中期は女性ホルモンの分泌が活発になるので、その影響は大きいと言えるでしょう。
重い頭痛が原因で吐き気を伴うこともあります。もし妊活中であれば薬は安易に飲まないようにし、つらいときは医師に妊娠の可能性があることを告げた上で、薬を処方してもらいましょう。
(妊娠時の頭痛については、以下の記事も参考にしてみてください)
6.生理痛と勘違いしやすい「腰痛」
プロゲステロンの作用により、生理痛は下腹部の腹痛だけでなく腰痛として現れる人もいますが、妊娠初期症状における腰痛は、妊娠中に分泌される「リラキシン」によるものと言われています。また、靱帯が緩むことで腰痛が起こることもあるでしょう。
注意したい兆候としては、腰痛は子宮外妊娠の兆候として現れることがあることです。妊娠判明している上で激しい腰痛が伴う場合は病院で診てもらうようにしましょう。
7.これはPMSか妊娠初期か?「眠気」
妊娠の兆候として、どんなに寝ても眠気に襲われる人もいます。これはプロゲステロンが妊娠維持のために身体を休ませるように作用しているためです。
妊娠すると生理前症状に比べかなり強い眠気に襲われる場合が多く、普段の何気ない動作でさえ億劫になって「ずっと休んでいたい」と思うくらいつらい症状が現れることも。そういった場合は「眠りつわり」の兆候かも知れません。
(妊娠時の眠気については、以下の記事も参考にしてみてください)
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