【医師監修】妊娠14週の妊婦・胎児の状態は？症状や注意点！性別がわかる時期？

また、初産婦の妊婦さんよりも経産婦の妊婦さんの方がお腹が大きくなりやすいと言われています。これは経産婦さんの子宮は一度広がったことがあり伸縮しやすい状態だからです。
お腹の膨らみと同時に子宮が引きつる感じや軽い痛みが生じることがあるでしょう。これらは子宮が大きくなろうとしているときに起こる症状です。

お腹の膨らみも少しずつ感じられる妊婦さんですが、妊娠14週目のお腹の中では胎児はどのような状態に成長しているのでしょうか。この時期には妊婦健診は4週間に1度になっていると思いますので、待ち遠しいと感じる妊婦さんも多いことでしょう。妊娠14週目の胎児の様子を見てみましょう。

妊娠14週目の赤ちゃんは体重約25～60g、体長約8～10cmほどまで大きくなります。赤ちゃんはまだ手のひらに収まるくらいのサイズです。胎盤の完成に伴って赤ちゃんは栄養をたっぷりママからもらい、ここからグングンと大きくなっていきます。

この時期には経腟エコーから経腹エコーへと切り替わるでしょう。赤ちゃんが一生懸命手足を動かしている可愛らしい姿が見られるかもしれません。（※2）（※3）

今までの赤ちゃんは頭が大きく3等身でしたが、妊娠14週目に入ると身体が大きく成長し新生児とほぼ同じ4等身になるでしょう。身体のバランスが整い始め、赤ちゃんは少しずつ筋肉をつけ手足を動かせるようになっていきます。エコーでは赤ちゃんが動いている様子を見ることができるかもしれません。

妊娠14週目の妊婦健診は4週間に1度です。赤ちゃんの様子を4週間ぶりにエコーで確認すると大きくなっていることに驚きを隠せない方も多いでしょう。この時期の赤ちゃんの様子が気になる妊婦さんもいるかもしれませんね。妊娠14週の赤ちゃんのエコー写真をご紹介していきます。

妊娠14週では、運が良ければ赤ちゃんが手足を動かしている様子を見ることができるかもしれません。まだまだ小さいので、お腹の中で一生懸命動いていたとしてもママが気づくことは少ないでしょう。

こちらのエコーでは赤ちゃんが動いている様子がはっきりとわかりますね。かすかに手足を動かして、身体をくねらせています。妊娠14週目の赤ちゃんはまだこれくらいの動きしかできないのですが、次第に筋肉や皮下脂肪がついていくことでダイナミックな動きができるようになるでしょう。

神経も発達していき、さらに細かな動きもできるようになっていきます。今後のエコー検査も楽しみになりますね。（※4）