【医師監修】妊娠14週の妊婦・胎児の状態は?症状や注意点!性別がわかる時期?
安定期を目前に控えた妊娠14週目。妊娠14週目に入った妊婦さんは体調も落ち着いてきて、ようやく気持ちに余裕が出てくる頃ではないでしょうか。ここでは妊婦さんや赤ちゃんの状態、過ごし方のポイントや注意点など、妊娠14週にまつわる様々な情報を幅広くご紹介します。
妊娠14週目の過ごし方のポイント5選!注意点も!

妊娠14週になると安定期も目前に迫り、つわりも落ち着いて妊娠前のような生活を取り戻せる妊婦さんも出てくるでしょう。体調が安定し始めるこの時期にやっておきたいことについてご紹介します。
つわりが終わったら体重管理を始めよう

産婦人科で「つわりの時期は体重を気にせず何を食べても大丈夫」と言われた方もいるかもしれません。つわりが終わると何でもおいしく感じられて、つい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。妊娠中は体重が増加しやすくなります。今まで好きなものをいくら食べても体重が変わらなかった方でも、妊娠中はすぐに体重が増えてしまうこともあるのです。
妊娠中の基準値内での体重増加は必要ですが、体重が増えすぎてしまうと難産になったり巨大児になったりと出産のリスクが高まります。体重の増加により自然分娩が行えなくなり帝王切開になることも。つわりが終わったら妊娠中は体重が増えやすいということを踏まえて、体重管理を始めるようにしましょう。
(妊娠中の体重管理については以下の記事も参考にしてみてください)
妊婦歯科検診を受けよう
つわりが終わったら、妊婦歯科検診を受けに行きましょう。妊婦健診と同様、妊婦歯科検診の費用は自治体にて負担してもらえることがほとんどです。もし虫歯が見つかったら、妊娠中に虫歯の治療をしておくことをおすすめします。歯磨きの時に出血があったり、しみたりする場合は虫歯や歯肉炎になっている可能性が高いでしょう。
妊娠中は口内環境が悪化しやすく、虫歯や歯肉炎になりやすい状態です。歯肉炎になると歯茎から出血したり痛みが出たりすることもあります。また妊娠中の歯周病は早産のリスクが高まる原因とも言われているので、早めの治療を心掛けましょう。
妊娠14週のこの時期に妊婦歯科検診を受けるメリットは、お腹がまだ大きくなっていない時期に歯や歯茎の治療が受けやすいということです。お腹が大きくなってくると上向きの状態が苦しくなってしまい、歯医者さんに通うことがつらくなってしまいます。
妊娠14週からはマタニティウェアに変更

お腹の大きさが目立ち始める妊娠14週目からはマタニティウェアに切り替えるのがおすすめです。これからどんどんお腹は大きくなっていきます。マタニティウェアを準備していないと突然ボトムスが入らなくなって困ってしまうことも。お腹が圧迫されると胎児の成長にもいい環境とは言えません。
マタニティウェアは比較的ゆったりとしたつくりになっていて、妊婦さんにも胎児の成長にも大切なものです。妊娠中はもちろんのこと産後の授乳にも対応した服も多いので長く着ることができるでしょう。
妊娠14週からは妊娠線予防を始めよう
妊娠14週目からはお腹の膨らみが少しずつ感じられます。妊娠線はお腹が大きくなることに伴い皮膚が引っ張られ、上手く伸びないと細かく皮膚に傷がつき、それが目に見える線となって出てきてしまうもの。妊娠線予防には皮膚を十分に保湿し伸びやすくしておくことが大切です。
妊娠線はお腹のほかに胸やお尻、太ももにも生じることがあるので妊娠中は全身を保湿しておくとよいでしょう。
妊娠14週目でも葉酸の摂取は続けよう

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