人工授精後の過ごし方!飲酒や性行為はダメ?仕事や入浴時は注意!

【医師監修】人工授精後はどう過ごしたらいいのでしょうか。安静にするべき?普段通りに仕事してもいいの?妊娠しやすい過ごし方をして妊娠確率を上げたいですよね。そこで今回は人工授精後にやってもいいことと避けるべきこと、妊娠しやすい過ごし方、注意点についてご紹介します。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. そもそも人工授精とは?
  2. 人工授精後の過ごし方って?
  3. 人工授精後の最適な過ごし方とは?
  4. 人工授精後の過ごし方の注意点は?
  5. 人工授精後に性行為はしてもいいの?
  6. 人工授精後の過ごし方として飲酒や喫煙は大丈夫?
  7. 妊娠確率を高めるための人工授精後の過ごし方とは?
  8. 人工授精後の過ごし方で大切なのは

人工授精から実際にどのくらいの割合が妊娠につながっているのでしょうか。人工授精から妊娠につながる確率は5%程度と言われています。1回で成功しなくても回数を重ねるごとに妊娠確率は上がり、4回目までで妊娠した人は89%、人工授精で妊娠に至った人は5回前後人工授精にチャレンジしていることが多いようです。

妊娠確率を少しでも上げるためにできることは、バランスのとれた食生活、体を冷やさないこと、規則正しい生活を心がけることがまず最初の1歩です。この機会に1度、自分の生活習慣を見直してみるのもいいでしょう。

体を温めるヨガを取り入れて妊娠した人も

妊活の一環としてヨガを始める人も多いでしょう。ヨガは深呼吸に合わせながら無理のないポーズで、心身を整えてくれる効果があります。

ヨガは血流を良くして冷え性を改善したり体のゆがみを整えてくれるといった体への効果があります。またリラックスすることでホルモンバランスが整ったりストレス解消にもピッタリです。ヨガの呼吸法をマスターすることは出産時にも役に立ちますよ。

人工授精後も妊娠しやすい体づくりのために無理のない範囲でヨガを取り入れてみるのもいいかもしれません。ただしリラックスを目的とした無理のない程度のヨガで頑張りすぎないことが大切です。また妊娠が判明したらヨガは控えましょう。マタニティヨガは妊娠13~14週頃からできますが、医師の許可のもと行う必要があります。

(妊娠しやすい体づくりについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください)

妊活ヨガで不妊対策!おすすめポーズ9選!やり方と妊娠効果について

人工授精後の過ごし方で大切なのは

不妊治療中は心身への負担だけでなく経済的な負担もあるため、不妊治療自体にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。しかしストレスも妊娠しにくい一因となることがわかっています。ストレスを感じたらうまく発散させることが大切です。趣味に没頭する時間を持ったり、夫婦で旅行をしたり楽しいと感じる時間を持てるように工夫してみましょう。

軽めの運動も血流を促進し冷えを改善するため妊娠しやすい体づくりにつながります。ストレス解消法としてもおすすめです。赤ちゃんが生まれたら夫婦2人の時間はなくなります。今のうちに夫婦2人の時間を充実させてポジティブな気持ちでいられるよう心掛けましょう。

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