つわりがひどい…！楽になる方法10選！入院が必要な場合も？体験談あり

においづわりはにおいに敏感になり、特定のにおいを嗅ぐと吐き気をもよおすこともあります。「今まで何ともなかったにおいが不快に感じる」という妊婦さんも多いでしょう。においづわりの引き金になるにおいとしては「お米の炊けるにおい」「洗剤やシャンプーのにおい」「男性のにおい」などが挙げられます。

自分の苦手なにおいが分かっている場合は、それに合わせた対策を考えましょう。「シャンプーや洗剤を無香料のものに変える」「ご飯を炊くときは部屋を移動する」などの工夫をすると、においづわりが楽になることもあります。常ににおいに敏感になってしまっている方は、普段からマスクを付けておくのもおすすめです。

眠りづわりは、常に眠い状態が続くつわりのことです。「夜もちゃんと寝ているはずなのに、なぜか眠くなってしまう」という妊婦さんも多くみられます。眠りづわりの原因はプロゲステロンの増加だとされており、耐えがたい強烈な眠気が特徴です。「眠気に耐えていても、気が付くと眠ってしまっている」というケースも少なくありません。

眠りづわりは、目に見える症状がある吐きづわりと違い「楽なつわりだ」と軽視されがちです。そのため、無理をして家事や仕事をしようとする方もいるでしょう。しかし、眠気を無理に我慢すると倦怠感などの不調を引き起こすこともあります。家族や同僚に眠りづわりのことを理解してもらい、辛いときには休息を取るようにしてくださいね。

（眠りづわりについては以下の記事も参考にしてみてください）

「妊娠してからなぜかよだれが止まらない」という妊婦さんもいるでしょう。実は、つわりには「よだれづわり」というものもあります。よだれの味や形状は「苦みや酸味がある」「粘り気がある」「泡状」などさまざまです。なぜよだれが止まらないのか、そのメカニズムについてはまだ解明されていません。

こちらの女性のように、よだれを飲み込むことで気分が悪くなってしまうこともあります。「溜まったよだれを飲み込むのが辛い」というときは、こまめによだれを吐き出してうがいをすると良いでしょう。

つわりがひどい時期には「つわりはいつになれば終わるの？」と考えてしまいますよね。つわりの症状は妊娠5～6週の時期から始まり、妊娠8～10週にピークを迎えるとされています。そして、妊娠12～16週の安定期に入る時期には落ち着くことが多いでしょう。つわりが楽になる時期には、hCGホルモンの分泌も落ち着いてくることが分かっています。

ただ、10～20％ほどの妊婦さんは出産までつわりの症状が続くとされており「つわりは永遠に終わらないのかな」と辛い思いをする方もいるでしょう。しかし、つわりには必ず終わりが来ます。赤ちゃんに会える日を楽しみに、気持ちを強く持ってつわりを乗り越えましょう。

（つわりが続く期間については以下の記事も参考にしてみてください）