『労いの言葉』の意味とは？正しい使い方や敬語での伝え方を例文で！お礼の返し方も！

労いの言葉は、その場面や男性や女性など相手によって使い分ける必要がありがあります。また、それによってお礼の意味も伝わりやすくなりますし、自分自身の品格をあげることもできます。ビジネスなど場面別の例文をご紹介します。

部下に対して、上司がその仕事内容を認め労いの言葉をかけたいと思う時、どんなことに気をつければ良いでしょうか。部下は上司のささいな言葉の意味も気にします。純粋に褒めたつもりでも、プレッシャーを感じさせてしまうこともあります。ビジネス上の関係は、微妙なニュアンスを拡大解釈されてしまうこともあるので気をつけましょう。

例文：『いつもお疲れさま。今回のプロジェクトのように良い結果を残してくれるから、つい仕事を任せてしまいがちだけど疲れもたまっているでしょう。いつも遅いから、今日はゆっくり休んでまた元気に出てきて欲しい。』

同僚に対しては、仕事上の関係であることを念頭に置いてあまり重くない労いの言葉が良いでしょう。男性の場合のビジネスの関係は、気を使いすぎない方が相手も素直に受け取れます。女性でも自分が良い方向に向かったことを、素直に言う方が良いでしょう。お礼の意味が伝わるにはシンプルにというのも大事です。例文でみてみます。

例文：『今日は手伝ってくれてありがとう。私一人ではきっと終わらなかったよ。ここまで来れば大丈夫だから、いい所であがってね。』

上司に対しては、その内容とともに言葉遣いに非常に気をつける必要があります。敬語を使うのはもちろんですが、敬語の使い方を間違うと失礼になりかねません。上から目線の労いの言葉になってしまわないように、敬語を正しく使いましょう。例文を参考にして下さい。

例文：『お疲れさまです。今日は、ご迷惑をおかけしました。対処法も含めて、改めて学ぶことも多かったです。本当にありがとうございました。でも、課長に負担がかかってしまって、私もできることはしますので課長もご無理なさらないでください。』

目上の人に対する労いの言葉も同様に、失礼のない敬語を使いましょう。それとともに、素直なお礼の気持ちが伝わるのが一番です。目下の人は、目上の人から素直に見られることが大事です。ビジネス上の関係でなければ、適した距離間を繁栄した敬語に気をつけましょう。

例文：『いつも町内のさまざまなことに心配りいただいて、ありがとうございます。私たちもやらなくてはと思いつつ、つい皆様にばかりお任せしてしまってすみません。私たちも教えていただいて、この町を盛り立てられるようにしますのでご指導よろしくお願いいたします。』