妊娠した時の基礎体温グラフ実例!妊娠超初期の体温はどう変化する?
【医師監修】妊活をしている方にとって重要な情報である基礎体温の変化。そんな妊娠を望む方必見の、基礎体温の変化を妊娠超初期と非妊娠時で比較し、グラフを交えながらわかりやすくご説明します。また、妊娠超初期の妊娠時の体の変化や症状もグラフを交えてご紹介していきます。
またこのグラフにはホルモンの変化も記載されています。生理が終わると低温期に入り、卵胞ホルモンが増加。この時期はお肌もしっとりとして、気分も良く女性らしい優しさが出てくるでしょう。
排卵日を過ぎると高温期に入り黄体ホルモンが増えます。お肌が荒れてきて、むくみやできものが目立ちはじめるでしょう。気分が下がることもあり、イライラが止まらなくなることも。このように基礎体温とホルモンは深く関係しているのです。
妊娠しやすい時期は?
妊娠する可能性が高くなる時期があります。どういう理由で妊娠しやすくなるのでしょうか。グラフを使って解説していきます。
グラフで分かる妊娠しやすい時期とは?
パートナーと一定サイクルで「夜の営み」をしていれば、簡単に妊娠できるだろうと思っている方もいるかもしれません。しかし妊娠は、そう容易なものではないのです。
生理周期において妊娠できるタイミングは月にたったの1回で、妊娠しやすい期間も限りがあります。妊娠とは女性の身体の中で排卵が起き、そこで排出された卵子と精子が受精して大きくなりながら子宮内膜に着床することです。
排卵のタイミングは、月に1度しかありません。それがグラフの中にある「排卵日」です。この排卵日に性交渉が重ならなければ受精することはありません。
一方、精子は女性の体内に射精されてから3日から1週間ほど寿命があります。そのため排卵の起こる前の数日間で「夜の営み」を行うと妊娠しやすいと言われているのです。
カズヤ先生
産婦人科医
排卵日前後の性行為回数と妊娠の確率には正の相関があると言われています。
今は、排卵チェッカーなどの便利な検査薬が市販されていますので、基礎体温のグラフと合わせて性交渉のタイミングを取ることで妊娠の確率を高めることができます。
(妊娠しやすいタイミングについては以下の記事も参考にしてみてください)
高温期が2週間続くと妊娠の可能性も!?
一般的に基礎体温は高温期と低温期にわかれるものです。しかし長く高温期が持続する場合は妊娠の可能性が出てきます。その理由をご説明していきますね。
妊娠の可能性がある人は?
現在、妊娠超初期だとすると体温が低い期間より高い期間の方が長くなります。
●体温が高い期間が17日間以上続く
●普段の基礎体温の0.5度から1.0度ほど高くなる
普段から基礎体温が高い方もいるので、そこは普段の基礎体温と比べてみて高くなっているかを確認しましょう。もし普段より体温が高い状態が続くようなら、妊娠超初期である可能性があります。妊娠検査薬などでチェックしてみましょう。
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