妊娠初期で太る原因と対策は？どれくらい体重増加する？

我慢するだけの対策では、息が詰まってしまいますよね。軽いウォーキングやストレッチなど、赤ちゃんに影響を及ぼさない運動もおすすめです。ストレッチに関しては、妊婦教室などでアドバイスをしてもらうと良いでしょう。軽い運動は血行を良くするため、太りやすい体質の改善にはうってつけでしょう。

食べ過ぎを避けるためには、カロリーの低いものをできるだけゆっくり時間をかけて食べると良いでしょう。どんなに低カロリーの食事でも、たくさん食べることは避けましょう。結果的に胃が大きくなり「食べてもすぐにお腹が空き、また食べる」という負のスパイラルにはまってしまいます。

また、食事の栄養バランスを考えることも大切です。カロリーを控えることだけに囚われて、きちんとした食事ができないのでは本末転倒です。お腹の赤ちゃんは栄養を必要としています。いきなり食べる量を減らすのではなく、栄養バランスの取れた食事を摂ることを心がけながら食べる量を少しずつコントロールする方法が良いでしょう。

妊娠すると腸の働きが鈍くなることから便秘の症状が出やすくなり、結果太りやすくなります。体重の増加を気にしすぎて、食べる量を減らすことも便秘の原因の一つになりかねません。対策としては、できる限り軽い運動をしたり、食物繊維の多い野菜や海藻類、こんにゃくなどを食べると良いでしょう。

体重を減らすことばかり考えて、大事な栄養を摂るのを忘れていませんか？妊娠初期から必ず摂りたい栄養素は何でしょう？妊婦さんが吸収した栄養が胎盤を通って、赤ちゃんへと送られていき、細胞を作り上げていきます。妊娠初期から積極的に摂るよう心がけたい必要な栄養をご紹介いたします。

妊娠すると赤ちゃんに鉄分がいくため、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。酸素を運ぶヘモグロビンが減少し、動機やめまいなどの症状がでる場合も。

鉄分不足は、レバーや小松菜、大豆など鉄分を多く含む食べ物で補いましょう。妊娠時は通常の1.7倍の20ｍｇ必要です。ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率がアップするため、動物性食品と植物性食品を合わせて摂取すると良いでしょう。

葉酸は細胞の生産に欠かせない栄養素で、赤ちゃんの脳の発育や神経を作る重要な働きを助けます。ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。妊娠すると2倍の摂取量が必要です。葉酸は水溶性ビタミンなので、茹でるより炒めて食べると効果的に摂取できます。普段から野菜を多くとる人は心配いりませんが、外食が多い方は注意しましょう。