妊娠初期に自転車は乗ったらダメ?流産への影響は?乗るときに気をつけることも!
【医師監修】自転車は便利です。生活に欠かせない妊婦さんも多いでしょう。ただ、妊娠初期に自転車は乗ったらダメなのでしょうか。流産への影響、乗るときに気をつけることなどについて、多くの先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。ぜひ参考にしてください。
妊娠中の自転車は、長距離、長時間の運転は避けましょう。自転車の長時間の運転は疲れが溜(た)まり、注意力が散漫になりやすいので、事故などのトラブルに繋がるおそれがあります。長距離運転も同様です。
また、長時間運転し続けることで、骨盤や股関節のあたりに負荷がかかってしまうことも考えられます。ママの体に思いがけないトラブルが起こることも考えられるのです。
長距離や長時間運転しなければならないようなときの移動には、できるだけバスなどの公共交通機関を利用したり、家族に車での送迎をお願いしたりするようにしましょう。
(妊娠初期の疲れやすさについては以下の記事も参考にしてください)
妊娠初期に自転車に乗るなら【近づいてくる別の自転車や車には十分に注意する】
近づいてくる別の自転車や車には十分に注意しましょう。自分が気をつけていても、近づいてくる別の自転車や車によってトラブルに巻き込まれてしまう可能性は十分に考えられます。止まってくれたと思った車が、その後突然スピードを上げて再発進する場合もあります。予想外の動きをする人にいつ遭遇するか分からないので、交差点では必ず一時停止し、横断の際も安全に十分気をつけましょう。
人が多ければ多いほど事故などトラブルの危険性は高まるので、はじめから交通量の多い道を避けるというのもおすすめです。
先輩ママ
(30代後半)
妊娠初期の頃も、しっかり交通ルールを守って自転車に乗っていました。でも交差点で一時停止無視の車と接触しました。お互い徐行だったので大事にはなりませんでしたが、生きた心地がしませんでした。それ以降自転車に乗るのはやめました。
7年目ママ
(30代前半)
妊娠初期で自転車に乗っていたとき、別の自転車との接触事故を起こしました。救急車を呼んだのですが、来てくれた隊員の方に「妊娠中に自転車に乗るなんて」と冷たくされてしまい…。自分が悪いのは分かっていましたが、不安もある中で辛(つら)かったです。
妊娠初期に自転車に乗るなら【体の変化に注意する】
体の変化に注意しましょう。自転車に乗っているときに体に不調を感じたら、すぐに運転をやめましょう。下腹部が痛い、お腹が張っているなどの症状を感じる場合は要注意です。子宮に負担がかかっている可能性があります。
また、自転車に乗った当日やその翌日に不正出血が起こることもあります。その場合は、自転車から伝わる刺激によって子宮が傷ついているという可能性が考えられるでしょう。
特に不正出血は、切迫流産などのサインであることもあります。自転車に乗ったことで体に変化があった場合は速やかに医師の診察を受け、指示をあおぎましょう。自転車に乗る前から体調が良くないと感じた場合は、運転するのは控えましょう。
妊娠25週
(20代後半)
妊娠初期、自転車に乗ったら不正出血が…。心配だったので病院を受診したところ、先生から自転車禁止令が出ました。妊娠中の自転車は平気な人もいるようですが、私のように不正出血とか、何か異常が起こる人もいるとのことです。
妊娠超初期に自転車に乗ってしまっていたらどうする?

「妊娠超初期」は医学的に使われている言葉ではありませんが、妊娠0週から3~4週頃の期間を指します。この妊娠超初期では妊娠に気づかない人も多くいます。もし妊娠中だと気づかないまま自転車に乗ってしまっていたら、ママの体やお腹の赤ちゃんへの影響が気になります。
冒頭で触れたように、妊娠中に自転車に乗ることは絶対にダメだというものではありません。つまり、自転車に乗ることそのものによって、赤ちゃんに悪い影響が出るということは考えなくて良いということです。運転中に事故に遭ったりしていなければ、気にしすぎることはありません。
もし心配であれば、医師に相談してみましょう。
(妊娠超初期については以下の記事も参考にしてください)
妊娠4週
(20代前半)
妊娠に気づかないで普通に自転車に乗ってしまっていて、不安だったので主治医の先生に相談しました。検査結果に問題ないので、気にしなくて良いとのことでした。安心できて良かったです。気になったらすぐ先生に聞いてみるといいと思います。
妊娠初期に自転車に乗ってた?〜先輩ママの体験談〜

実際に、妊娠初期中に自転車に乗っていた先輩ママはどうしていたのでしょうか?体験談を紹介します。
妊娠初期に自転車に乗っていたケース
先輩ママ
(20代後半)
通勤時にどうしても必要だったので、通勤の時だけは自転車を使っていました。天気が悪いときは歩きでしたが、わたしは歩きの方が疲れが溜まりやすかったです。自転車の方がかえって楽だったので、お腹が大きくなってバランスがとりにくくなるまでは、安全に気をつけて乗っていました。
通勤など、どうしても自転車に乗る必要のあるママもいますよね。実際に乗ってみると、歩くよりも身体への負担が少ないと感じるママもいます。
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