里帰り出産はいつからいつまで？帰省・病院予約の時期や準備などの注意点も解説

里帰り出産とは、出産のために実家に帰って実家の近くの病院で出産することを言います。実家との距離には関係なく、実家に帰る場合は里帰り出産となります。多くのママが、妊娠がわかって一番最初に考えるのが、この里帰り出産をするかどうかではないでしょうか。

出産は新しい小さな家族が増えるうれしい出来事である一方で、ママにとっては命をかけた一大イベントです。臨月に入ると、赤ちゃんがいつ生まれてくるかわからない中、旦那さんは仕事に出かけてしまい、一人で不安な時間を過ごすママも多いことでしょう。

また、産後も体力が回復しないまま、赤ちゃんのお世話と家事を両立させるのはママに体力的にも精神的にも負担が大きくなります。

そんな時、実家の家族が傍にいてくれたり、出産経験のある母親が手伝ってくれたりするととても助かりますよね。入院中も、仕事でなかなか面会時間中に来られない旦那さんより、実家の母親の方が急な買い物なども頼みやすいでしょう。

特に、初産のママは全てが初めてです。そんなママには、里帰り出産は、赤ちゃんのお世話だけに集中できるのでおすすめです。経産婦のママも、上の子の面倒を見てもらえるので上の子と一緒に里帰りするのも良いでしょう。

（産後の家事については以下の記事も参考にしてみてください）

里帰り出産を実際に経験したママたちは、里帰り出産をしてみてどのように感じているのでしょう。先輩ママの体験談をいくつかご紹介します。里帰り出産を迷っているママはぜひ参考にしてみてくださいね。

里帰り出産をする大きなメリットの一つが、家事をやってもらえることです。体力に自信のあるママでも、産後の身体の状態は予測不能ですよね。さらに、3時間おきの授乳や夜中の赤ちゃんのお世話で睡眠不足になりがちです。

また、体力の回復のためや、母乳育児の場合は食事の管理は大切です。しかし、赤ちゃんのお世話をしながら食事の管理はなかなか難しいでしょう。その上、赤ちゃんの洋服の洗濯なども加わり、家事の内容も赤ちゃんが産まれる前よりも増えてしまいます。

赤ちゃんも生後1ヶ月をすぎると少しずつ生活リズムができ、ママもペースを掴むことができるので、それまで実家の家族に家事をお任せするとママは体力的にとても楽になるでしょう。

実家とはいえ、今は別々に暮らしている人と一緒に過ごすのは多少なりとも気を遣いますよね。その上、産後すぐは赤ちゃんのペースで実家の家族も過ごすと考えると、より気がかりになるかもしれません。

しかし、実家の家族も可愛い孫の新生児期を一緒に過ごせるのは嬉しいものです。結婚して離れてしまった大切な娘と、短い間でもひとつ屋根の下で再び暮らせるのも良い思い出になるかもしれませんよ。

妊娠後期はお腹も大きくなり、なかなか思うように体を動かせなくなってきます。病院まで近ければ問題ありませんが、電車で通ったりする場合は病院に行くことすら大変な場合もあります。そんな時、送り迎えをしてくれる家族がいるのは心強いですね。

いざ陣痛が始まった時も、出産経験がある母親が近くにいてくれると安心です。妊娠が初めてのママは、陣痛がきても初めての経験なので「これが本当に陣痛なのかな」と判断がつかず不安になるかもしれません。

母親がそばにいてくれれば、病院に電話をするタイミングなどを相談しながら落ち着いて対応できるでしょう。

（陣痛については以下の記事も参考にしてみてください）

里帰り出産をする場合、長期間旦那さんを1人にしたまま家を空けることになるため、どのくらい実家に滞在することになるのか気になりますよね。まずは、いつから実家に帰れば良いのか、帰省するタイミングから見てみましょう。