胎動を感じる位置はどこ?下腹部だと逆子?妊娠時期別の感じ方・対処法も!

【医師監修】胎動を感じ始める時期や、〈妊娠初期〉〈妊娠中期〉〈妊娠後期〉別の位置・感じ方を紹介します。おなかの赤ちゃんの位置や胎動を感じることはママの励みにもなりますね。また、逆子の可能性や、胎動が激しい・少ない時の対処法も紹介します。

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Contents
目次
  1. 胎動を感じ始める時期は?
  2. 妊娠時期別の胎動を感じる位置・感じ方は?
  3. 胎動の種類
  4. 胎動を同じ位置からだけ感じる原因は?
  5. 胎動の位置が下腹部の場合は逆子の可能性も?
  6. 胎動の位置で性格がわかる?
  7. 胎動の位置が急に変化した場合は要注意
  8. 胎動での悩みは?〜みんなの体験談!
  9. 胎動が激しい・少ない時の対処法は?
  10. 胎動で胎児の状態を知ろう!

胎動を感じることをすべてのママが心から喜べるわけではありません。特に初産の人は、慣れない感覚に不安や恐怖を感じたり、気持ち悪さや違和感を感じてしまう人もいます。胎動の感じ方は人それぞれです。不快に感じてしまったからといって落ち込むことはありませんよ。

胎動の不快感や痛みが辛いようなら、一度医師に相談してみることをおすすめします。

胎動が激しい・少ない時の対処法は?

お腹の中の胎児によって胎動が激しかったり、胎動が少なくて心配になってしまうことがありますよね。胎動が激しすぎる場合は、痛みを感じたりとママの身体にとっても負担です。そして、胎動が少ない場合は「大丈夫かしら?」と心配になってしまいます。それでは、胎動が激しい時や少ない時にはどのような対応をしたらよいのでしょうか。

胎動が激しい時

胎動が激しい場合は、どこで胎動を感じるかによっては痛みや張りを感じる人もいます。この痛みや張りが長くは続かないようであれば特に問題はありません。毎回、痛みや張りに耐えるのは辛いことではありますが、問題ない範囲とされています。しかし、いくら問題ないといわれても毎回痛みに耐えるのはつらいですよね。

そのような場合は「キックゲーム」と言われるゲームを試してみてくださいね。赤ちゃんがわき腹などを蹴ったタイミングで、わき腹とは反対のお腹などを軽く「ポン」と叩いてあげます。そうすると、赤ちゃんは叩かれた部分に対してキックし返してくるというものです。

まだ産まれる前ですが赤ちゃんとの良いコミュニケーションにもなります。上手に誘導してあげることで痛くない部分を蹴ってもらうようにしましょう。

(胎動が痛いときは以下の記事も参考にしてみてください)

胎動が痛い!妊娠後期に激しいと破水もある?赤ちゃんの影響は?

胎動が少ない時

胎動が少なく、赤ちゃんが弱っているのではないかと不安に感じる人もいるでしょう。しかし、産まれる前からよく動き回る子もいれば静かにしているのが好きな子もいます。胎動が少ない場合は、まず「胎動カウント」を行うことをおすすめします。胎動カウントの方法は、まず静かに横になり安静な状態を1時間保ちます。

次にお腹に手をあてて、この1時間の間に胎動を何回感じたかを計測してみてください。健康な赤ちゃんであれば1時間に10回以上胎動があるといわれています。時間があるようなら、毎日行ってみるといいでしょう。胎動を知ることは胎児の健康を知ることにもなります。

増田陽子

内科医

心配し過ぎも良くありませんが、何かいつもと違うなと思った時は直ぐに病院へ相談しましょう。

(胎動カウントについては以下の記事も参考にしてみてください)

胎動カウントとは?いつからやるべき?やり方や平均も知りたい!

胎動で胎児の状態を知ろう!

胎動は赤ちゃんの様子を感じ取れる良い機会ですね。どこで胎動を感じるかによってはママの身体に負担になることもあるというのがわかりました。また、急激に下腹部が痛む場合などは要注意ですので医師に早めに相談してくださいね。胎動を注意深く観察してあげることで、胎児の状態や様子にいち早く気づけるようにしましょう!