妊娠中の肩こり・首こりの原因は?湿布は使える?適切な解消法・予防方法を解説!

【医師監修】妊娠時に肩こり・首こりに悩まされる妊婦さんは多いです。そんな妊娠中の肩こり・首こりの原因や、解消法・予防法を紹介します!自分で解決できない場合の対処法や、先輩ママたちの体験談も紹介します。自分に合った方法を見つけて、試してみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 妊娠中の肩こりや首こりがつらい…
  2. 妊婦の肩こり・首こりの原因5選!妊娠後期になりやすい?
  3. 妊娠中の肩こり・首こりの解消法8選!マッサージ・ストレッチなど!
  4. 妊娠中の肩こり・首こりの予防方法はある?
  5. 妊娠中に自力で肩こり・首こりを解消できない時の対処法は?
  6. 妊娠中の肩こり・首こりはどうやって解消した?【先輩ママの体験談】
  7. 妊娠中の肩こり・首こりに要注意!

体を休める

疲れがたまっていると肩こりや首こりを引き起こしやすいので、体をゆっくり休めましょう。妊娠中、特に妊娠後期は、自分が思っている以上に体に負担がかかり疲労がたまっています。意識的に体を休める時間をとりましょう。

睡眠を多めにとったり、リフレッシュする時間をとったり、体も心もリラックスできる環境を作ってみてください。

テレビを控える

肩や首が痛い時には、テレビを見る時間を減らしてみましょう。目の疲れは肩や首の痛みにつながります。妊娠後期になると、動くことが億劫になりテレビを見る時間が長くなることがあります。

長時間連続でテレビを見ることは避け、目を休める時間を作りましょう。ホットタオルを目にあてると、目の疲れがとれるのでおすすめですよ。

スマホを控える

スマートフォンや携帯電話の長時間の使用には注意しましょう。スマホは目が疲れる原因にもなりますが、姿勢も悪くなりやすいのです。スマホを見ている間、人は自然と斜め下を向きがちです。そうなると、肩や首に負担がかかってしまいます。

スマホの使用は間に休憩をはさんだり、意識的に首の角度を変えましょう。

お風呂で温める

肩や首が痛い時には、お風呂でゆっくり温まりましょう。肩や首が痛い時には血行が悪くなっている可能性があります。お風呂に入り温めることで、血行促進効果が期待できますよ。

また、お風呂にゆっくり入ることにより、体がリラックスできて疲労回復にもつながります。日ごろから疲れを感じやすい妊婦さんには特におすすめですよ。

(妊娠中の肩こり解消法については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦は肩こりがひどい?頭痛や腰痛も一緒にくる?原因と解消法!体験談も

湿布を張る

肩や首の痛みがひどければ湿布に頼るのもいいでしょう。妊娠中は湿布や薬を使うのが心配という妊婦さんは、医師に相談してみてください。あまりにも痛みがひどくなると、吐き気や頭痛の原因となり体に良くありません。

ひどくなる前に医師に相談しましょう。妊娠中でも使うことのできる湿布はあります(※2)。

カズヤ先生

産婦人科医

妊娠中、特に妊娠後期には湿布薬を使いたくなる様々な症状(肩こり、腰痛など)が出始めますが、市販の湿布薬には妊娠中に使えないものが多くあります。 特にNSAIDS系の薬剤が含まれたものは、妊娠後期に使用することで、動脈管の未熟性閉鎖、持続性肺高血圧などを引き起こすリスクが高くなります。


(妊娠中の湿布の使用については以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦は湿布を貼って大丈夫?成分に注意?妊娠中に安全・NGな湿布は?

首まわしストレッチ

首のこりには、首まわしストレッチを試してみましょう。首を動かすだけであればいつでも手軽に行うことができます。首の血行もよくなり、筋肉もほぐれやすいですよ。

鼻からゆっくり息を吸って、口からゆっくり息を吐きましょう。息を吐くときに首を前、後ろ、左右にそれぞれ傾けます。その後、やはり息を吐くときにゆっくり首を回しましょう。

(妊娠中のストレッチについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊婦さんのストレッチは安産効果あり!妊娠中でも楽にできるやり方も!

肩まわしストレッチ

肩が痛い時には、肩周りの筋肉をほぐすストレッチを行いましょう。体に負担をかけることなくできますし、ストレッチはリラックス効果も期待できます。

まずは指を組んで、体の前方に真っすぐ伸ばします。その後、背中側で指を組んで下に腕を引っ張ります。肩甲骨を動かすように意識しましょう。最後に、力を緩めて軽く上下に肩を揺らします。

マッサージ