赤ちゃん・新生児がよく寝る原因は?寝過ぎは危険?起こすべき目安は?
【医師監修】赤ちゃん・新生児はよく寝るものですが「よく寝るけど、寝すぎ?」と気になったことはありませんか?この記事では、赤ちゃんの平均睡眠時間や、寝すぎる原因や病気の可能性について紹介します。また、ずっと寝ている赤ちゃん・新生児を起こす目安や、起こす時の工夫もありますよ。
眠っている赤ちゃんが突然死してしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」には注意が必要です。原因がはっきりしておらず、寝すぎることがこの病気に直結するわけではありません。ただ、よく眠っているからといって長い間目を離すと赤ちゃんの異変に気が付かず、この病気のリスクが高まってしまいます。
SIDSは、うつぶせ寝をしているとリスクが高くなると言われています(※3)。無理に起こす必要はありませんが、赤ちゃんに異変がないか常に確認してあげるようにしてくださいね。
(突然死については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・新生児が寝すぎている時に起こす目安は?授乳はどうする?
赤ちゃん・新生児が寝すぎている場合、異変がなければ無理に起こす必要はありません。しかし、起こした方がよいケースもあるので、その目安について紹介します。
肌や唇が乾燥している
赤ちゃんが寝すぎている場合、肌や唇がカサカサになっていないか確認してあげましょう。肌や唇が乾燥していると、脱水症状の可能性があります。乾燥している場合は、赤ちゃんを起こして授乳してあげてくださいね。
おしっこの量が少ない
赤ちゃんは頻繁におしっこをしますが、長時間オムツが濡れていない場合は体内の水分が足りていない可能性があります。この場合も軽い脱水症状を起こしているかもしれないので、授乳するようにしましょう。
顔色が悪い
赤ちゃんの顔色が悪い、ぐったりしているなどの様子が見られた場合は起こしましょう。低血糖や脱水症状の可能性もあります。授乳をしても症状が改善しない場合は、様子を見て病院を受診するようにしましょう。
体重が増えていない
生後1ヶ月健診で体重が順調に増加しており、異常が無ければ授乳の回数が少なくてもしっかり栄養は摂れています。しかし、体重の増えが悪い時にはママがしっかり管理して授乳しましょう。赤ちゃんがよく寝ていても起こすようにしてくださいね。
(授乳時間の目安については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんを起こす時の工夫は?
よく眠っている赤ちゃんを起こすのはなんだかかわいそうと思ってしまうママも多いですよね。ここでは、赤ちゃんを気持ちよく起こしてあげるための工夫を紹介します。
声をかけてあげる
まず、ママが赤ちゃんの体にやさしく触れて、声をあげましょう。眠っているところを急に抱き上げられると、赤ちゃんも驚いてしまいます。ママの声に赤ちゃんも安心するでしょう。
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