粉ミルクの作り方!調乳用の水や温度・量の注意点は?外出先ではどうする?
最近の母乳よりも栄養価が高い粉ミルクも多く、母乳と粉ミルクの併用も増えています。今回は、粉ミルクの作り方の手順や、温度・量などを初心者ママにもわかりやすくご紹介!また、湯冷まし・外出時のコツや、調乳水の選び方、飲ませる際の注意点も作り方とあわせて解説しますよ。
調乳水は粉ミルクの栄養素に影響を与えるといいます。一般的な粉ミルクは水道水で作ることを前提に作られています。水質には硬水と軟水があり、調乳に最適な水は軟水とされており、日本の水道水も軟水です。硬水はミネラルを多く含むため赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねないので調乳での使用は避けましょう。
一方、ミネラルウォーターだとミネラルの過剰摂取になってしまう恐れがあるので、調乳での使用はできるだけ避けるのが無難です。ミネラルウォーターを使用する際は、ミネラルの少ないものや軟水であることを確かめることをおすすめします。海外製のミネラルウォーターは硬水なので特に気を付けましょう。
粉ミルクを作る際のコツは?湯冷ましの上手な使い方
赤ちゃんの粉ミルクを作る際は、予め70~80℃まで冷ました湯冷ましを使います。「湯冷まし」とは、水道水を一旦沸騰させてから冷ましたものです。ただ、塩素が抜けた水は細菌が繁殖しやすいので、1日で使い切りましょう。
湯冷ましを上手に使った粉ミルクの作り方①ポットで保温
調乳ポットは赤ちゃんの調乳専用の商品で、調乳に最適な温度である70~80℃に保温してくれるので冷ましすぎ・熱すぎがありません。ポットに水を入れスイッチ一つであっという間に調乳用の湯冷ましができ、その後最適な温度で保温してくれる優れものです。ミルク1回分はおよそ3分で湯冷ましが出来てしまうという簡単さと効率の良さがありがたいですね。
また、専用ポットでなくても、一般的に使用されている湯沸かしポットでお湯を最適な温度のまま保温しておくことができるので、いつでも簡単にミルクを作ることができます。
湯冷ましを上手に使った粉ミルクの作り方②消毒済みの哺乳瓶で保存
消毒済みの哺乳瓶を使って、湯冷ましを作り置きしておくと便利です。哺乳瓶を保温できるボトルウォーマーなども活用するとなお良いでしょう。ただし、哺乳瓶に調乳をした状態で作り置きしておくのは、細菌の繁殖による食中毒が懸念されるのでおすすめできません。湯冷ましだけを保温しておき、粉ミルクをあげる直前に調乳するのが基本です。
湯冷ましを上手に使った粉ミルクの作り方③短時間外出には軽量ボトル
短時間の外出時には、100均などで売られている軽量ボトルに湯冷ましを入れておくのがおすすめです。粉ミルクを入れた哺乳瓶と一緒に持参することで、すぐに調乳が可能になります。
湯冷ましを上手に使った粉ミルクの作り方④長時間外出には保温ボトル
長時間外出する場合の調乳には、魔法瓶など保温性に優れた水筒に湯冷ましを入れておくと便利です。粉ミルクケースに必要な分の粉ミルクを小分けにして持参すると、軽量する手間も省けて手早く調乳することができます。
(粉ミルクの湯冷ましについては以下の記事も参考にしてみてください)
外出先で粉ミルクから調乳する場合はどうする?
外出先でミルクを与える際は、哺乳瓶、粉ミルク、そしてお湯と湯冷ましを持参して調乳するのがおすすめです。外出時に粉ミルクをストックしておくミルクケースという商品も多く販売されています。お湯と湯冷ましは、自宅で準備し魔法瓶などに入れていくと便利です。
(外出時の授乳・調乳については以下の記事も参考にしてみてください)
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