粉ミルクの作り方!調乳用の水や温度・量の注意点は?外出先ではどうする?
最近の母乳よりも栄養価が高い粉ミルクも多く、母乳と粉ミルクの併用も増えています。今回は、粉ミルクの作り方の手順や、温度・量などを初心者ママにもわかりやすくご紹介!また、湯冷まし・外出時のコツや、調乳水の選び方、飲ませる際の注意点も作り方とあわせて解説しますよ。
粉ミルクを赤ちゃんに飲ませる際の注意点!
赤ちゃんは免疫力が低いため、風邪や感染症にかかると重症化しやすく、最悪の場合命を落としてしまう危険もあります(※2)。そのため、ミルク一つとっても細心の注意が必要とされ、使用する容器の衛生面、調乳方法、保存方法など細かいところにまで気を遣わなければなりません。
器具の衛生管理
赤ちゃんは免疫力が低いので、消毒・清潔性には細心の注意が必要です。哺乳瓶は1回の使用ごとに沸騰したお湯や電子レンジによる熱湯消毒、専用の薬液に浸けるなどの消毒処理を必ず行いましょう。そのほか、調乳に使う器具や身の回りも清潔を保つことが大切です。
湯冷ましは1日使い切り、ミルクは2時間以内に飲む
調乳の分量は正確さが大事です。粉ミルクが溶けないからといって湯冷ましで薄めるのはおすすめでしません。湯冷ましを2~3回に分けて混ぜることで溶けやすくなります。また、お湯が危ないので赤ちゃんの側での調乳は控えましょう。
湯冷ましは、塩素が抜け細菌が繁殖しやすい状態にあるので保存がききません。湯冷ましの使用期限は1日、調乳した粉ミルクは2時間以内に飲ませます。また、1回で飲み切らなかったミルクの残りを再び与えるのも細菌の繁殖が心配なので飲ませないようにしましょう。
ミルクを飲ませるときの注意点
お湯で調乳するので、飲ませる前に必ず人肌かどうか確認し、赤ちゃんの火傷を防ぎましょう。また、ミルクを飲む際、赤ちゃんは空気も一緒に飲んでしまいやすいです。そのため、ミルクを飲ませた後は必ずゲップをさせましょう。
粉ミルクの保存も衛生的に!
粉ミルクは、直射日光を避け室温で保存します。開封後は、ふたをしっかりと閉め、乾燥した涼しい場所で保存し、1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。このとき、スプーンは缶や専用ケースの中に入れず、使用後は洗って乾燥させ保管しておくことをおすすめします。
(粉ミルクの調乳期間については以下の記事も参考にしてみてください)
粉ミルクの作り方を理解しよう!
ひと昔前は「赤ちゃんは母乳で育てるべき」というのが常識でしたが、最近では栄養素の高い粉ミルクも増え、母乳で摂り切れなかった栄養分を粉ミルクでおぎなうという育て方も一般的になっています。お湯の保温技術も発展し、安全なミルクをより楽に作れる時代になりました。正しいミルクの作り方を覚えて、赤ちゃんがすくすく育っていく姿を見守りましょう。
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