赤ちゃんのよだれが多い原因は？いつまで続く？対処法や、異常な量の目安も！

ふと赤ちゃんを見ると、頬や口まわりがよだれで濡れていることはありませんか？ママがこまめに拭いてあげても、どんどん出てくるほどよだれの量が多い赤ちゃんもいます。では、赤ちゃんのよだれの量が多い原因は何なのでしょうか。

赤ちゃんのよだれが多い原因は、口元がゆるむことで起こります。大人であれば、口の筋肉によりよだれが垂れないようにせき止めることができます。しかし、赤ちゃんは口の筋肉が未発達で、しっかり閉じることができないことから口元がゆるくなるのです。

赤ちゃんは大人のように唾液をうまく飲み込むことができません。口の中に唾液が溜まることが原因で、唾液がよだれとなって口から垂れてしまうのです。（※1）

「赤ちゃんのよだれを拭いてもどんどん出てくるけど、これは普通なの？」「赤ちゃんのよだれが多い時期はいつまで続くの？」と思うママも多いのではないでしょうか。

ここからは赤ちゃんのよだれが多い時期や、赤ちゃんのよだれはいつまで続くのかについて解説します。

赤ちゃんのよだれが多い時期は、生後3～4ヶ月頃と7ヶ月～1歳頃です。一般的に、赤ちゃんは生後2～3ヶ月頃によだれが出始めます。

生後3～4ヶ月頃は、なんでも口に入れて確かめようとする時期です。7ヶ月～1歳頃は乳歯が生え始めることで、歯茎がかゆくなり、歯固めやおもちゃを噛んだり、指を口に入れることが多いでしょう。これらの時期に、唾液腺が刺激されることで唾液の分泌が増えます。そのため赤ちゃんのよだれが多くなるのです。

「いつまでよだれが多い時期が続くの？」と疑問に思うママも多いですよね。赤ちゃんは生後8～9ヶ月頃になると、口の周りの筋肉が発達します。そのため、上手に唾液を飲み込むことができ、よだれが垂れる量も少なくなっていくでしょう。


また、離乳食が始まることで消化を促すために唾液の量が増えます（※1）。しかし、離乳食を進めていくうちに赤ちゃんが上手に飲み込めるようになり、徐々によだれの量も減っていくでしょう。

1歳頃には、赤ちゃんのよだれの量は落ち着きます。しかし、赤ちゃんの体の発達や唾液の量には個人差があります。よだれが出始める時期やよだれの量が落ち着く時期は目安と考えましょう。

（赤ちゃんの指しゃぶりについては以下の記事も参考にしてみてください）