赤ちゃんのあせも対策！どんな薬を使えばいいの？病院へ行く目安は？

新生児や赤ちゃんのあせもは大きく分けて、透明や白色の小さな水泡の「水晶様汗疹（すいしょうようかんしん）」と赤くかゆみを伴う水泡の「紅色汗疹（こうしょくかんしん）」があります。

新生児に多いのはかゆみのない水晶様汗疹で「こまめに拭く」「ワセリンで保湿する」などのケアをしっかりしていれば自然に治癒するものが多いようです。紅色汗疹はかゆみを伴うため、ひどくなったらステロイド剤を使用しないと治癒しないものもあります。

（新生児の乳児湿疹については以下の記事も参考にしてみてください）

では、なぜ新生児や赤ちゃんの首や背中などはあせもになりやすいのか、その原因や理由を見ていきましょう。

人間の汗腺の数は新生児を含め赤ちゃんも大人も同じです。そのため、体が小さくても一度に出る汗の量が多いことが原因の一つになり、赤ちゃんはあせもになりやすいと言われています。

新生児や赤ちゃんは大人よりも体が小さいので体温も上がりやすいため、体温を下げようとして汗がたくさんでます。

新生児や赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗以外にも皮脂や垢もたくさん出ます。この皮脂や垢などの汚れが汗腺にフタをしてしまうために汗が詰まり、あせもになりやすくなります。

特に首のしわは垢がたまりやすいのであせもになりやすいでしょう。