赤ちゃんの鼻血は大丈夫?新生児だと危険?原因・止め方や受診すべき目安など解説!

【医師監修】生まれたばかりの赤ちゃんが鼻血を出したら…とても心配になってしまいますよね。こちらの記事では赤ちゃんの鼻血の原因や、鼻血を出した時の止め方・対処法や注意点を解説します。鼻血の予防法や、病院へ行くべき目安についてもご紹介するのでチェックしてみてくださいね。

専門家監修 | 小児科医 富田規彦
富田こどもクリニック院長。父がこの地に開業して以来、地域の子どもたちの健康を守り、すこやかな成長発達のお手伝いが出来るよう、診療全般にわたって、予防接種、育児指導などに取り組んできました。...
富田こどもクリニック院長。父がこの地に開業して以来、地域の子どもたちの健康を守り、すこやかな成長発達のお手伝いが出来るよう、診療全般にわたって、予防接種、育児指導などに取り組んできました。 少しでも多くの方達に正しい情報をお届けしたいと考えております。 富田こどもクリニックHP

目次

  1. 赤ちゃんの鼻血の原因は?新生児や1歳児でも出るの?
  2. 赤ちゃんが鼻血を出した時の止め方・対処法を解説!
  3. 赤ちゃんが鼻血を出した時の注意点は?
  4. 赤ちゃんに鼻血が多い…!予防法はある?
  5. 赤ちゃんの鼻血は病院へ行くべき?受診すべき目安は?
  6. 赤ちゃんは鼻血を出しやすい!

赤ちゃんの鼻血の原因は?新生児や1歳児でも出るの?

生まれたばかりの赤ちゃんが突然鼻血を出したら「病気?」と心配になってしまうママやパパも多いことでしょう。赤ちゃんの鼻血の原因はどのようなものがあるのでしょうか。

キーゼルバッハ部位が傷つくことで出血

鼻血の多くは「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる、細い血管が密集している部分が傷つくことが原因で起こります(※1)。鼻の穴に少し指を入れた時に触ることができる位置にあり、その血管の表面はほとんど保護されていません。そのため、ちょっとした刺激で簡単に出血してしまうのです。

赤ちゃんは鼻血を出しやすい

赤ちゃんの鼻の穴の粘膜は大人に比べて弱いため、赤ちゃんは大人よりも鼻血を出しやすい傾向にあるといえます。新生児や1歳児でも鼻血は出るのです。赤ちゃんが自分で鼻をこすったり、赤ちゃんが寝返りをうった時に鼻をぶつけてしまったり、鼻の掃除の時に綿棒が粘膜に触れたりした時など、ちょっとした刺激でも鼻血が出てしまいます(※2)。

また、風邪を引いたりアレルギー性鼻炎になったりした時は、鼻の粘膜に炎症が起こるためより一層鼻血が出やすい状況になります。

(赤ちゃんの鼻くその取り方については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児・赤ちゃんの鼻くそについて!取り方は?便利なグッズも紹介!

赤ちゃんが鼻血を出した時の止め方・対処法を解説!

新生児や1歳児が突然鼻血を出したら慌ててしまうかもしれませんが、冷静になって今から紹介する止め方・対処法を試してみましょう。赤ちゃんの鼻血の対応で大切なことは、落ち着いて行動することです。

鼻血が出たら赤ちゃんをうつむき加減で座らせ、しっかり赤ちゃんの鼻をつまみます。両側から鼻をつまむと早く鼻血を止めることができると言われていますが、赤ちゃんの場合は息苦しさを感じることもあります。鼻血が出ている方の鼻を人差し指でおさえるだけでも止血が可能です。

鼻をつまみながら赤ちゃんの目と目の間のおでこを冷やすと、さらに止血の効果が上がります。

(1歳児については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児の発達の特徴は?言葉・身長・体重など成長の目安、遅れの基準や対処法も!

赤ちゃんが鼻血を出した時の注意点は?

赤ちゃんが鼻血を出した時の止め方・対処法を行う場合の注意すべき事柄、また、赤ちゃんの鼻血が止まった以降の注意点を説明します。赤ちゃんが鼻血を出した時の注意点を知っていると、冷静さを保ったまま赤ちゃんの鼻血の対応ができるでしょう。

上を向かせない

赤ちゃんの鼻血を止める時、赤ちゃんの顔を上に向けたくなってしまいますが、必ず赤ちゃんをうつむき加減にして鼻をおさえるようにしましょう。赤ちゃんの顔を上に向かせたまま処置をすれば、鼻血が赤ちゃんの喉に流れ落ちることも考えられます。赤ちゃんに嫌な思いをさせることになるので心にとめておくようにしてくださいね。

富田規彦

小児科医

赤ちゃんは鼻からの呼吸を中心としているので、鼻の通りが悪いと苦しくなってしまいます。乾燥した時期には、加湿してあげることも有効です。

鼻に詰め物をする時は鼻の穴より大きめのものを使う

赤ちゃんが鼻血を出した時の止め方や対処法では、基本的にティッシュなどの詰め物は行いません。もし赤ちゃんの鼻の中に詰め物をする場合は、赤ちゃんの鼻の穴より大きくて3~4cmほどの長さの詰め物を作って、赤ちゃんの鼻の穴に入れるようにしましょう。赤ちゃんの鼻の深いところまで詰めたり、赤ちゃんが奥の方に詰め込んだりしないよう注意しましょう。

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