赤ちゃんの鼻血は大丈夫?新生児だと危険?原因・止め方や受診すべき目安など解説!

【医師監修】生まれたばかりの赤ちゃんが鼻血を出したら…とても心配になってしまいますよね。こちらの記事では赤ちゃんの鼻血の原因や、鼻血を出した時の止め方・対処法や注意点を解説します。鼻血の予防法や、病院へ行くべき目安についてもご紹介するのでチェックしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの鼻血の原因は?新生児や1歳児でも出るの?
  2. 赤ちゃんが鼻血を出した時の止め方・対処法を解説!
  3. 赤ちゃんが鼻血を出した時の注意点は?
  4. 赤ちゃんに鼻血が多い…!予防法はある?
  5. 赤ちゃんの鼻血は病院へ行くべき?受診すべき目安は?
  6. 赤ちゃんは鼻血を出しやすい!

お風呂はしばらく控える

赤ちゃんが鼻血を出した後は、お風呂に入れるまで時間をあけるようにしましょう。体温が上がると血管が拡張しやすくなりますが、同時に鼻血も出やすい状況になります。再び赤ちゃんが鼻血を出す可能性があるので、鼻血の後の赤ちゃんの入浴はしばらく時間が経ってからの方が安心です。

お風呂で再び赤ちゃんが鼻血を出してしまったらすぐにお風呂から上がり、鼻血の止め方・対処法を試してみましょう。

(乳児のお風呂については以下の記事も参考にしてみてください)

乳児のお風呂の入れ方!いつから一緒でOK?沐浴卒業後の流れや注意点を紹介

赤ちゃんに鼻血が多い…!予防法はある?

赤ちゃんはちょっとした刺激ですぐに鼻血を出してしまいます。予防法があれば知っておきたいですよね。赤ちゃんの行動で鼻を刺激してしまうのは完全に避けられるものではありませんが、ママの行動で赤ちゃんの鼻血の予防法になるものもあります。

赤ちゃんの鼻の掃除を行う際は鼻の粘膜を傷つけないよう、細心の注意を払って行うようにしましょう。また、体温が上がることで鼻の中の血管が拡張し、鼻血が出やすくなることから、赤ちゃんの体温調節に気を配ることも鼻血の予防法につながるでしょう。

赤ちゃんの鼻血は病院へ行くべき?受診すべき目安は?

赤ちゃんが鼻血を出した時、小児科に受診する必要はあるのでしょうか。赤ちゃんが鼻血を出す主な原因は、鼻の穴の粘膜が傷つくことにあります。何かの刺激で赤ちゃんの鼻の穴の血管が傷ついて出血したと考えられるため小児科への受診は必要なく、自宅で簡単に対処することが可能です。

しかし鼻血の止め方や対処法を試しても、赤ちゃんの鼻血が15分以上止まらない場合や、出血量が多い、何度も鼻血を出す、鼻血の他にあざが気になるなどの症状がある場合は、念のため小児科を受診しましょう。

赤ちゃんは鼻血を出しやすい!

赤ちゃんの鼻の穴の粘膜は大人に比べて弱いため、大人よりも鼻血が出やすい傾向があります。赤ちゃんの鼻血は小鼻をおさえておけば数分で止まります。しかし鼻血がなかなか止まらない場合や出血量が多い場合、数日の間に何度も鼻血を出す場合などは、他の病気が隠れていることも考えられるので、念のため小児科を受診しましょう。

突然の鼻血にびっくりしてしまうかもしれませんが、赤ちゃんの鼻血は珍しいことではありません。ママが慌ててしまうと赤ちゃんも不安に感じてしまうので、落ち着いて止め方や対処法を試してみましょう。