新生児・赤ちゃんの鼻くそについて!取り方は?便利なグッズも紹介!

【医師監修】新生児や赤ちゃんの鼻にすぐ詰まってしまう鼻くそ。「可愛い我が子のために取ってあげたい!でも、どうやってとるの?」と困っているママさんは多いのではないでしょうか。新生児や赤ちゃんの鼻くその取り方や頻度などの注意点、予防法、便利グッズなどを紹介していきます。

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専門家監修
渡邉恵里
平成19年卒、小児科医。現在は、精神科クリニックで子どもの発達や心の問題に取り組んでいます。
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Contents
目次
  1. 新生児や赤ちゃんは鼻くそが詰まりやすい?
  2. 新生児や赤ちゃんの鼻くその取り方
  3. 新生児や赤ちゃんの鼻くそ対策の便利グッズ
  4. 新生児や赤ちゃんの鼻くそを取るときの注意点
  5. 新生児や赤ちゃんの鼻くそを予防するには
  6. こんなときは病院へ
  7. 新生児や赤ちゃんの様子をよくみてあげて

新生児や赤ちゃんは鼻くそが詰まりやすい?

風邪を引いているような様子もないのに、鼻くそがたくさん詰まっているということはありませんか?鼻くそが溜まりやすい理由は「鼻呼吸」にあります。では、なぜ鼻呼吸をする新生児や赤ちゃんは「鼻くそが溜まる」のか、その原因を紹介していきましょう。(※1)

新生児や赤ちゃんは鼻くそが詰まりやすい【鼻水が出やすい】

赤ちゃんの鼻の粘膜というのは大人に比べ「とても敏感」なのを知っていますか?空気の乾燥や温度の変化、ホコリなどわずかな刺激でも粘膜が敏感に反応して鼻水が出て、それが鼻の中で固まることで鼻くそになってしまいます。

渡邉恵里

小児科医

新生児期の鼻詰まりは、母乳やミルクの飲み過ぎによる溢乳が原因の事もあります。授乳後のタイミングを中心に症状が出る場合、機嫌が良く哺乳量が普段通りなら、授乳頻度や量を見直してみましょう。

(赤ちゃんの鼻水については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の鼻づまりを解消する方法!寝られないときの原因と対処は?
新生児の鼻水を解消する方法!止まらない場合の対処の仕方とは?

新生児や赤ちゃんは鼻くそが詰まりやすい【鼻の穴が小さい】

赤ちゃんの鼻の穴は見て分かる通りとても小さいですよね。したがって呼吸とともに吸い込んだ小さなゴミや、分泌された鼻水が溜まりやすく、鼻がすぐ詰まってしまうのです。

赤ちゃんの鼻が詰まっていると心配ですよね。

新生児や赤ちゃんは鼻くそが詰まりやすい【ハウスダストが原因】

「ハウスダスト」とは家庭内にある1mm以下のとても小さなホコリのことです。その中には、ダニの死骸やフン・花粉・ペットの毛・カビなどがあるのはご存知でしたか?これらが赤ちゃんの鼻の中に入る事で粘膜が敏感に反応し鼻水が出ます。それが固まり鼻くそになるのです。

1日に1度は部屋全体と布団に掃除機をかけたり、窓を開けるなどして換気をするといいでしょう。

新生児や赤ちゃんの鼻くその取り方