赤ちゃんの成長曲線グラフ!体重・身長など男女の体の発育値を月齢別で解説!

【医師監修】赤ちゃんが産まれると、成長、発達が平均的なのか気になりますよね。この記事では、赤ちゃんの成長曲線のグラフや、男の子・女の子の体重・身長など月齢別の発育値を紹介します。成長曲線のグラフを下回る・上回る原因も紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの成長曲線とは?
  2. 赤ちゃんの成長曲線のグラフを紹介!
  3. 《男の子》の赤ちゃんの月齢別の体重・身長
  4. 《女の子》の赤ちゃんの月齢別の体重・身長
  5. 赤ちゃんの肥満度は大丈夫?確認方法を紹介!
  6. 赤ちゃんの成長曲線のグラフが下回る・上回る原因は?
  7. 赤ちゃんの成長曲線を目安にしよう!

赤ちゃんの肥満度は大丈夫?確認方法を紹介!

大人の肥満度を測る計算方法で「BMI」という数値がありますよね。赤ちゃんの肥満度は「カウプ指数」という数値で確認することができます。カウプ指数の計算方法と肥満度の基準値を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

カウプ指数の計算方法と肥満度

赤ちゃんの肥満度の基準となるカウプ指数は「体重(g)÷(身長(cm)× 身長(cm)×10」の計算式で確認することができます。計算をして出てきた数値が14~19であれば標準体型の範囲に入ります。(※)

成長曲線の中で下限ギリギリや上限ギリギリの赤ちゃんもいますよね。そのような赤ちゃんでも、カウプ指数が標準の値の範囲に入っていれば、太りすぎや痩せすぎということにはなりません。

先輩ママ

30歳

ずっと細身だと思っていた息子でしたが、カウプ指数を計ると標準ど真ん中でした。家庭でもたまにはカウプ指数を計ることも必要だと思いました。

2歳までの赤ちゃんはカウプ指数の値が20を越えると肥満といわれています。しかし、家庭でカウプ指数を計って20を越えたからと言って自己判断で授乳量や離乳食の量を減らしてしまうと、赤ちゃんの発育に影響が出てしまう場合もあります。

赤ちゃんのカウプ指数を計って標準の範囲外の結果が出ると不安になりますよね。そんなときは自己判断で行動せず、早めに近くの小児科や地域の保健師に相談するようにしましょう。

(新生児の体重増加については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の体重増加の目安は?増えない・増えすぎは母乳の与え方が原因かも!

痩せすぎでも大丈夫?

カウプ指数を計算して痩せすぎの値が出てしまうと、とても不安になりますよね。痩せすぎの赤ちゃんも少しずつでも体重が増えているのであれば、発育に大きな問題はあまりないといわれています。

主婦

32歳

娘が生まれたときからずっと小柄だったのですが、成長につれて身長は伸びても体重が増えなくなっていき、カウプ指数も痩せすぎになりました。現在は小児科でフォローしてもらっていますが、体質だと思うといわれています。

ただし、今まで増えていた体重が増えなくなった、むしろ体重が減ってしまったという場合はなにか原因となる病気や体質が隠れている可能性もあります。できるだけ早めに小児科に相談するようにしましょう。

太りすぎは心配?

赤ちゃんの場合は、多少カウプ指数で肥満の数値が出ても特別な対応は必要ないとされています。むしろ家庭でカウプ指数を計算して太りすぎだったからと、食事量を減らしたり無理に運動量を増やそうとしたりすることで、赤ちゃんの発育に影響が出る場合もあるのです。

先輩ママ

35歳

次男は離乳食が始まった頃から体重だけがどんどん増えていき、1歳を超える頃にはカウプ指数が21になっていました。ムチムチで可愛いと思っていたのですが、1歳半健診で医師から食事内容と運動量の調整をするように指導されました。

カウプ指数が太りすぎでも問題がないことも多いですが、明らかに肥満で日常生活に支障がある、我が子の食べ過ぎが心配である、などの場合は1度小児科で相談してみると良いでしょう。

赤ちゃんの成長曲線のグラフが下回る・上回る原因は?