新生児の体重増加の目安は?増えない・増えすぎは母乳の与え方が原因かも!

【医師監修】新生児の体重増加の1日の目安や、多すぎ・少なすぎの基準、体重の測り方のポイントを紹介します。さらに、新生児の体重が増えない・増えすぎる場合のそれぞれの原因・対処法を紹介します。体重増加と母乳・ミルクの関係性もあわせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

Contents
目次
  1. 新生児の体重増加の1日の目安は?
  2. 新生児の体重増加の多すぎ・少なすぎの基準は?
  3. 新生児の体重の測り方のポイント
  4. 新生児の体重が増えすぎる原因は?対処法も!
  5. 新生児の体重が増えない原因は?対処法も!
  6. 新生児の体重が増えすぎるのは大丈夫?
  7. 新生児の体重増加と母乳・ミルクの関係性は?
  8. 新生児の体重の増加は男女で違う?
  9. 新生児の体重増加・減少に関する体験談
  10. 新生児の体重増加は個人差がある!

新生児の体重増加の1日の目安は?

新生児の体重増加の1日の目安は25~30gとされています(※1)。この数値はあくまでも目安であり、成長にはそれぞれ個人差があります。しかし、参考程度の数値とはいえ、赤ちゃんの体重が増えすぎていたり増えない場合は心配になりますよね。

体重増加の目安からはずれてしまった時に慌てないためにも、新生児の体重増加について増えすぎる・増えない原因や対策法を知っておくことも大切です。

(新生児については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児とは?いつまでを新生児と呼ぶの?乳児とどう違うの?

新生児の体重増加の多すぎ・少なすぎの基準は?

新生児の時の体重増加が多すぎることについては、あまり問題がないとされています。そのため、この数値からは多すぎるという基準も特に決められてはいません。しかし、明らかに体重増加が著しい場合は授乳方法に指導が入ることもあります。

ただし、体重増加が少なすぎる場合は少し注意が必要です。体重増加が1日25g以下の場合、少なすぎると判断できます。ミルクを足すなど授乳方法を変える必要もあるため、注意しましょう。体重増加が1日15g以下の場合は、さらに注意が必要です(※2)。検査の必要もあるため、受診するようにしましょう。

(新生児の体重については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児・赤ちゃんの体重や身長、育児の注意するポイントは?

新生児の体重の測り方のポイント

新生児の赤ちゃんの体重を正確に測定するためには、注意しなければいけないポイントもあります。ここからは、新生児の赤ちゃんの体重の測り方のポイントについて紹介します。

新生児の体重の測り方のポイント【10g単位の体重計を使う】

新生児の赤ちゃんの体重を測定する場合は、10g単位で増減がわかる体重計を使う必要があります。新生児の頃の赤ちゃんは、1日におよそ25~30gの体重増加が目安とされています。そのため、10g単位でしっかり増減を確認する必要があるのです。

パート

40代

赤ちゃんの体重を測る時は、ショッピングモールとかの赤ちゃん室のベビースケールを使ってたよ。週に1回くらいのペースで測って確認してた。家で気になった時は、普通の体重計に抱っこしてのって測定してたよ。大体の体重だけど、ちゃんと増えてるか確認できた。

ただし、毎日測定して増減を気にしすぎて神経質になる時は、100〜500g単位の体重計を使用して週に1度のペースで測るのがおすすめです。ベビー用ではなく通常の体重計で測定する時は、はじめにママの体重を測定してから、赤ちゃんを抱っこしたまま測りましょう。合計の体重からママの重さを引くことで、大体の赤ちゃんの重さが確認できます。

新生児の体重の測り方のポイント【衣服をすべて脱がせる】

新生児の体重を測る時は、赤ちゃんの衣服をすべて脱がせるようにしましょう。新生児の体重増加は10g単位で確認するため、衣服によって正確な数値が出せなくなってしまうからです。オムツやタオルを使って測定する場合は、先にその分の重さを測定しておく必要があります。

新生児の体重の測り方のポイント【授乳直後は避ける】

新生児の体重を授乳直後に測ることは避けましょう。母乳やミルクを飲んだ直後の場合、赤ちゃんの体重が増えすぎていることも考えられます。正しく測定したい時は、授乳後きちんと時間をあけるようにしましょう。

ただし、授乳した量を測定したい場合は、授乳前後に体重を測定し差を確認してみましょう。

新生児の体重の測り方のポイント【機嫌のいい時に】