赤ちゃんの成長曲線グラフ!体重・身長など男女の体の発育値を月齢別で解説!

【医師監修】赤ちゃんが産まれると、成長、発達が平均的なのか気になりますよね。この記事では、赤ちゃんの成長曲線のグラフや、男の子・女の子の体重・身長など月齢別の発育値を紹介します。成長曲線のグラフを下回る・上回る原因も紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの成長曲線とは?
  2. 赤ちゃんの成長曲線のグラフを紹介!
  3. 《男の子》の赤ちゃんの月齢別の体重・身長
  4. 《女の子》の赤ちゃんの月齢別の体重・身長
  5. 赤ちゃんの肥満度は大丈夫?確認方法を紹介!
  6. 赤ちゃんの成長曲線のグラフが下回る・上回る原因は?
  7. 赤ちゃんの成長曲線を目安にしよう!

赤ちゃんのカウプ指数が標準値であっても、成長曲線から少しでも外れてしまうと不安になるママ・パパも多いでしょう。この項では、成長曲線を下回る・上回る原因について紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

成長曲線を下回る原因は?

赤ちゃんの成長具合には両親の遺伝要素が影響していることも多いといわれています。そのため、成長曲線を下回るほど小柄な赤ちゃんでも、体には異常がなく両親からの遺伝で小柄だという場合もあるのです。

会社員

27歳

私も夫も小柄なのでうちの子供は成長曲線の下限ギリギリを常にいくほどの小柄ちゃんです。健診のたびに指摘されますが、私も主人も小柄なことと子供自身が元気ということで特別なフォローなく過ごせています。

しかし、一部の赤ちゃんは成長ホルモンの分泌に問題があったり、栄養をしっかり摂り入れることができない病気が隠れているという場合もあります。成長曲線を著しく下回る、両親が小柄ではないなど心配な場合は早めに小児科に相談するようにしましょう。

(身長が伸びない原因については以下の記事も参考にしてみてください)

1歳児の平均身長は?伸びない原因は危険な場合も?適切な対処法も紹介

成長曲線を上回る原因は?

両親のどちらかが大柄だと、赤ちゃんも大柄になり成長曲線を上回ることがあります。身長・体重ともに成長曲線のグラフを上回り、カウプ指数も標準の値であることが多くなります。この場合は肥満や病気が隠れているということは少ないため、大きく心配する必要はないでしょう。

新米ママ

25歳

娘は産まれた時から大きめだったのですが、離乳食を食べる頃から離乳食+ミルクで、10ヶ月の頃から成長曲線を上回るようになりました。肥満が心配でしたが、身長も伸びているので大きな問題はないようです。

中には身長がなかなか伸びず成長曲線の真ん中以下にも関わらず体重だけ成長曲線を大きく上回る、という赤ちゃんもいます。その場合は肥満であり医師からのフォローが必要な場合があるので、近くの小児科に相談するようにしましょう。

赤ちゃんの成長曲線を目安にしよう!

赤ちゃんの成長曲線はあくまでも平均値であり、成長曲線から外れたからといって直ちになにか治療が必要となることはほとんどありません。成長曲線から外れてしまっていても、よく食べてよく寝て元気に過ごすことができていれば問題がないことも多いのです。

とはいえ、我が子の発育が成長曲線を外れていたり、カウプ指数で痩せすぎ・太りすぎの数値が出ると不安や心配になりますよね。そのようなときは近くの小児科や保健師に相談して、専門家と一緒に赤ちゃんの成長を見守っていくようにしましょう。

新井昇子

小児科医

成長曲線の見方を知っていると、毎回小児科に行かなくてもご自分で成長の推移を確認することができますので、ぜひ参考にしてください!