小学校の入学準備費用の平均は?入学後に毎月かかるお金も公立・私立別に紹介
小学校の入学準備費用の平均や、入学後に毎月かかるお金を〈公立〉〈私立〉別にご紹介します。小学校の入学式の準備でかかる費用についても徹底解説!気になる経験談の意見も参考に意外とかかる小学校のお金について詳しく学びましょう。
小学校へ入学後の差額は私立と公立では1年間で100万円以上の違いがあります。公立の小学校へ入学後の授業料は無料です。しかし、私立の小学校は1年間で40万円以上の授業料がかかります。これに加え、学校納付金が私立の方が高いです。公立と私立小学校の入学金の違いについて詳しくご紹介します。
(授業参観については以下の記事も参考にしてみてください)
公立小学校の入学後の費用
公立の小学校は授業料がかかりません。しかし、年間でみると約6万円から8万円ほどお金が必要になります。これには、学校納付金約1万円、遠足(修学旅行、見学など含む)約1万円、学用品・実習教材費等約2万円、教科外活動費約2万円が含まれます。
通学の交通費が必要な場合は約2万円ほど高くなることがあります。
保育士
20代
入学後に購入しなければいけいない物って結構あるんですよ。我が子の場合は水泳セット・ピアニカ・絵の具セットを追加で買いました。
思いがけない出費は痛いですね。小学校は思ってもいない出費が案外多いです。それと、子どもが壊してしまって買いなおすなんてことも・・・仕方ないですけど、小学校も意外とお金がかかるんだなって思いますね。
さらに、学童保育・塾などを使う場合はプラスしてお金がかかります。学童保育は公立では月額平均6,000円、民間では月額平均9,000円です。ならいごとなどの学校外活動費を含めると公立の小学校入学後の費用はぐっと上がり、年間20万以上になることもあります。
給食費・保険料の費用も
公立小学校では給食費も毎月かかります。1食200円ほどなので年間3,000円です。さらに、損害保険料が必要です。これは保護者が負担する金額は総額920円の半額です。子どもの学校内での怪我などに備えた保険です。私立の小学校にも同様の保険があります。
それほど高額ではありませんが、子どもが安心して学校生活を過ごすことができるように支払うお金として必要です。
費用を援助・補助してくれる制度もある
児童付与手当・生活保護を受けている理由により、費用を補助してくれる制度があります。就学援助はさらに、所得によっても補助金がでることがあります。これには、入学前の準備品・給食費なども含まれているので、対象となる世帯は申請を行いましょう。
就学援助の対象となる所得制限額は自治体により異なります。また、補助金額も市区町村によって違いがあるので、市役所で詳しく確認を取ることをおすすめします。
私立小学校の入学後の費用
私立の小学校の授業料は1年間で約46万円です。これに加え、遠足(修学旅行・見学など含む)約4万円、学校納付金約20万円、学習教材費等約1万円の費用がかかります。私立の場合は通学費が高くなることもあり、平均して年間90万円以上必要と言われています。さらに、私立の小学校では学校外活動の費用が高くなります。
会社員
40代
娘が通う学校は年間100万ほどかかります。この金額が嫌というほど高いと思うことはありませんね。質の高い教育を受けることができ、いじめがあったという話も聞きません。安心して通わせることができているので、私立を選んでよかったと思います。
習い事などを合わせると結構な額がかかっていますね。娘のためにできることはしてあげたいですから。
家庭教師・学習塾などの費用も公立小学校に比べ増える傾向にあります。ならいごとなどの費用も合わせると私立の小学校では年間150万円以上になることもあり、保護者のお金の負担は大きくなります。
小学校の入学式の準備でかかるお金の平均は?
入学式では子どもの準備費用だけでなく、保護者のスーツ・入学式を撮影するカメラなどを揃えていると予想以上にお金がかかります。入学式の準備費用は子どもの制服・保護者の服など公立・私立共に1万円前後です。しかし、保護者の服などはこだわりがあると金額も高くなります。
入学式当日必要な物の費用
先に挙げた入学前に準備するものの中の大半が、入学式までに必要になります。制服や式典用の私服が1万5000円から5万円、ランドセル3万円から10万円程、文具(連絡帳・筆箱・鉛筆・油性ネームペン・消しごむ・はさみ・のり)5000円から1万円程、上履きと上履き入れ2000円から3000円程、体育館シューズ3000円程、水筒です。
これに加えてお道具箱を入れる袋500円程、ハンカチ・ティッシュ、防犯ブザー1000円から5000円程が必要です。
入学準備前の費用が公立が10万円から15万円、私立が10万円から20万円ですが、お道具箱を入れる袋、防犯ブザーなどを合わせても平均で準備前費用からプラス5000円前後です。
保護者が準備する物の費用
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