離乳食の3回食はいつから?量・時間や進め方は?実際のスケジュール例で解説!

離乳食が3回食になるタイミングや、3回食の時間・量について詳しくお伝えします。また、離乳食の3回食の進め方のコツ・注意点や、実際のメニュー実例も合わせてご紹介します。離乳食が3回食になった際のミルクの量や授乳のタイミングについてもご注目ください。

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Contents
目次
  1. 離乳食が3回食になるのはいつから?
  2. 離乳食の3回食の時間・スケジュール
  3. 離乳食の3回食の量は?どう増やしていく?
  4. 離乳食の3回食の進め方のコツ・注意点は?
  5. 離乳食の3回食のメニュー実例を紹介!
  6. 離乳食が3回食になったらミルクの量や授乳のタイミングはどうする?
  7. 離乳食の3回食に関するQ&A
  8. 3回食をすすめて離乳を完了させよう

離乳食後期には、赤ちゃんにどの程度の量の離乳食を食べさせるべきなのでしょうか? 以下から3回食に移行する際の離乳食の量を紹介します。

離乳食後期になると、赤ちゃんが自分でご飯を食べたがることが増えます。手づかみ食べをして床に離乳食をたくさん落とすので、離乳食がどれだけお腹に入ったのか分からないこともあるでしょう。食べこぼす量を考えて、少し多めに離乳食を作ることをおすすめします。

赤ちゃんに合わせた量を見る

赤ちゃんの食べる量を見ながら量を増やしてみましょう。

「もっと欲しい」と泣いたり、おかわりを食べたそうにしたりしている時は食べたがるだけ離乳食を食べさせて良いでしょう。ただ、その後下痢や便秘などの体調不良になった場合は食べすぎている可能性があります。離乳食の量を少なくしてあげてくださいね。

鉄分を含んだ食材を取り入れる

鉄分が不足すると、言葉の理解や身体の発達などが遅れると言われています(※3)。離乳食期は、赤ちゃんにしっかりと鉄分を摂取させたいものです。

3回食になると母乳を飲む量が少なくなるため、母乳から十分な量の鉄分を摂取できません。しかし、生後9ヶ月では鉄分を多く含む離乳食をたくさん食べることができません。そのため、生後9ヶ月あたりから鉄分不足になりやすい傾向があります(※2)。赤ちゃんの鉄分不足を防止するため、鉄分を多く含んだレバーや赤身魚、ほうれん草などの食材を献立に取り入れてみてくださいね。(※1)

もちろん鉄分だけでなく、ほかの栄養素をバランス良く食べさせることも意識してみてくださいね。離乳食だけで鉄分を補うことが難しい場合は、牛乳の約50倍の鉄分が配合された、フォローアップミルクを飲ませても良いでしょう。


離乳食の3回食の進め方のコツ・注意点は?

離乳食後期は1日に必要とされる栄養素の多くを食事から摂れるようになる時期です。また、食べることは楽しいことだと理解し始める時期でもあります。赤ちゃんにとってとても大切な時期なので、離乳食の進め方についてしっかり考えたいですね。3回食の進め方のコツや注意点について以下から紹介します。

少しずつ大きくする

2回食から3回食に切り替える時は豆腐やさつまいも、かぼちゃ、じゃがいもなど、柔らかく舌触りが良い食材から少しずつ大きくしていきましょう。赤ちゃんが大きな具材に慣れたら、繊維が多い野菜やパサパサした肉や魚なども少しずつ大きくしてみてくださいね。

手で持てるようにする

離乳食後期になると「自分で食べたい」と考え、ママがくれる離乳食を拒否する赤ちゃんが多くいます。

赤ちゃんが自分で離乳食を食べたがった際は、野菜を入れた蒸しパンやおやきなど、手で持ちやすいものを用意してみてくださいね。赤ちゃんが離乳食を拒否した時に離乳食の進め方が悪いのかと心配するママもいますが、自分で持つと食べてくれるという赤ちゃんは多いですよ。

3回食の際の注意点

赤ちゃんの生活リズムは、離乳食後期にある程度完成します。睡眠や離乳食、授乳や昼寝などをできるだけ毎日同じ時間に繰り返し、赤ちゃんの生活リズムを整えられるように注意しましょう。

食事の前に満腹にならないよう、離乳食の後にミルクを飲ませることも重要ですよ。

離乳食の3回食のメニュー実例を紹介!

3回食になった時にどんな料理を作れば良いのか具体的に想像しにくいことや、食事の回数が増える分レパートリーが尽きることで困ってしまうママは多くいます。以下から3回食の時におすすめのメニュー実例を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

大根と鶏ひき肉の煮物

出典:https://cookpad.com/recipe/2941383

【材料】
大根…15g
鶏ひき肉…5g
かつお昆布だし…300cc

【作り方】
①だしで大根と.鶏ひき肉を煮る
②食べやすい大きさに切る
③完全に冷めてからお皿に盛りつける

大根と鶏ひき肉はとても相性が良いですね。薄味でも満足感があるので赤ちゃんが楽しんで食べてくれるでしょう。離乳食中期から食べさせることができるレシピなので、離乳食が進むにつれて大根を大きくカットしたり、だしの量を増やしたりしても良いですね。