バシネットとは?飛行機の座席・料金や予約方法、体重・年齢制限は?体験談も

飛行機での便利なアイテムにバシネットがあります。飛行機で使用するバシネットの特徴や、体重・年齢制限などの利用条件、国内線・国際線での違いについて解説します。料金・予約方法・座席や、デメリット、実際に使用したことのある先輩ママの【体験談】も紹介します。

Contents
目次
  1. バシネットとは?赤ちゃん用ベッド?
  2. バシネットの体重制限は?航空会社によって異なる?
  3. バシネットの年齢制限は?
  4. バシネットの国内線・国際線での違いは?
  5. バシネットの料金・予約方法は?
  6. バシネットの利用する際の座席は?
  7. バシネットを利用するデメリットは?
  8. バシネットを実際に利用した先輩ママの【体験談】
  9. バシネットで赤ちゃんとのフライトを楽しもう

バシネットとは?赤ちゃん用ベッド?

バシネットとは、国内線と国際線の機内の壁などに取り付けられる乳児用の簡易ベッドです。普段家で使用する赤ちゃん用ベッドと違い、落下防止のための安全カバーが付いています。マットレスは敷かれていないためクッション性はありません。長時間のフライトに重宝されるアイテムですが、赤ちゃんがいつもと違うベッドを嫌がる可能性もあります。

バシネットはJAL(日本航空)では「ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)」、ANA(全日本空輸)では「ベビーベッド」と呼ばれています。英語圏では「bassinet・basinette(バシネット)」または「baby bassinet(ベビーバシネット)」で十分に通じます。

使用の際の注意事項は?

バシネットを使用中は落下防止のため安全ベルトをしましょう。ベビーサークル代わりにバシネットの中で遊ばせるのは危険です。赤ちゃんがバシネットから落ちたり、中で激しい動きをしているとバシネットが壁から外れてしまう危険性も十分にあります。国内線と国際線のルールに違いはありません。赤ちゃんの安全のためにもしっかりとルールを守りましょう。

バシネットの体重制限は?航空会社によって異なる?

赤ちゃんの安全面から航空会社はそれぞれバシネットの体重制限を設けています。2歳未満の子供がすべて使えるというわけではありませんので、平均体重が上回っている子供が使用する場合は特に注意が必要です。日本人旅行客の利用が多い、JAL、ANA、デルタ航空、ハワイアン航空の規定を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

JAL

JALでは体重制限は10.5キロとなっており、これは約1年6ヶ月くらいまでの赤ちゃんに相当します。バシネットの大きさは長さ約72センチ、幅約30センチ、深さ約15センチですが、1年6ヶ月の赤ちゃんの場合、場合によってはバシネットから足がはみ出てしまう子もいるため注意が必要です。

ANA

ANAの場合、JALより0.5キロ少ない10キロが体重制限となっています。しかし、バシネットの大きさは長さ約85センチ、幅約45センチ、深さ約33センチと他の航空会社よりも大きめなので、1歳を過ぎた赤ちゃんであればANAの方がゆったりと過ごせるといえます。

デルタ航空

デルタ航空ではバシネットは"SkyCots"とも呼ばれています。JALとANAと違いって制限とは明記されていませんが、推奨とされる身長があるため注意が必要です。制限体重は20ポンド(9kg)以下、推奨身長は6インチ(66cm)以下の赤ちゃんとされています。1機につきバシネットは2台とかなり限られているので早めに予約しましょう。

ハワイアン航空

出典:https://www.pinterest.jp/pin/736338607824272846

ハワイアン航空はデルタ航空と同じく9キロを超えていないことがバシネット使用の条件です。バシネットの大きさは長さ約81センチ、幅約37センチ、深さ約18センチです。1歳6ヶ月を過ぎた辺りから身長が81センチを過ぎていることが多いため注意が必要です。