哺乳瓶は消毒しないとどうなる？絶対必要？雑菌など赤ちゃんへの影響を徹底調査！

はじめて育児をしているママは、哺乳瓶の消毒に手間取っていることも多いのではないでしょうか。実際に哺乳瓶の消毒は手間がかかるもので、雑菌がしっかりと消毒されているかどうかは目に見えないためわかりづらいですよね。きちんと消毒ができているのかと不安に感じることもあるでしょう。

また、雑菌の繁殖は目に見えないことから哺乳瓶の消毒の必要性を疑問視する声もあります。では、赤ちゃんの哺乳瓶を消毒しない場合、赤ちゃんにどのような影響があるのでしょうか。こちらでは哺乳瓶を消毒しないとどうなるのかをくわしく紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

まず、哺乳瓶を消毒するのをやめてしまったら、どうなるのでしょうか。消毒をしないと雑菌が哺乳瓶の中で繁殖することとなります（※1）。少しの雑菌でも免疫が未発達の赤ちゃんには影響が出てしまいますので、哺乳瓶の消毒は必ず行うようにしましょう。

哺乳瓶の消毒をしないとどうなるのかは育児中のママは1度は考えてしまうことではないでしょうか。消毒をしないことにより、雑菌が増えると赤ちゃんによくない影響を及ぼしますので、きちんと消毒は行うようにしましょう。

赤ちゃんは大人とは異なり、各器官が未熟です。また赤ちゃんには充分な免疫機能がなく、哺乳瓶に雑菌が繁殖することで感染症になりやすくなってしまいます。生後2ヶ月くらいまではママからもらった免疫によって赤ちゃんは守られていますが、ママからもらった免疫も完璧というわけではありません。（※2）

生後3ヶ月以降に、ママの免疫が失われはじめたときに、雑菌に感染してしまったらより重篤な症状があらわれてしまうこともあります。

一般的には、生後2ヶ月目から予防接種などを行い、赤ちゃんがに足りない免疫をつけることができるようになりますが、予防接種をしたからといってすぐに免疫がつくわけではありません。赤ちゃんにミルクを与えるときには、雑菌の繁殖していない清潔な哺乳瓶でミルクを与えてあげるようにしましょう。

消毒していない哺乳瓶で赤ちゃんにミルクを与えていると、赤ちゃんの死亡率があがるといわれています。赤ちゃんが死亡する原因はさまざまです。「哺乳瓶を消毒しないことで発生した雑菌によって赤ちゃんが死亡するなんて…」と思う人もいるかもしれません。しかし、その原因は雑菌ではないとは言い切れないのです。

免疫力が弱い赤ちゃんにとっては、少しの雑菌も命とりとなってしまいます。日々の育児で疲れているママは、哺乳瓶の消毒が面倒くさいと感じることもあるでしょう。しかし、哺乳瓶に残ったミルクは雑菌のすみかとなります（※3）。赤ちゃんの命を守るための大事な作業であることを覚えておいてくださいね。

哺乳瓶の消毒の仕方には煮沸消毒や薬液消毒などありますが、どれも手間がかかってママにとっては負担となっているかもしれません。そんな哺乳瓶の消毒は必要ないという声がネット上であがっているのを知っていますか？こちらでは、ネットでの「哺乳瓶の消毒は必要ない」という意見についてくわしく検証していきます。

哺乳瓶の消毒の有無で迷っている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

赤ちゃんが遊んで口に入れたりなめるおもちゃは、確かに雑菌が付着しています。しかし、雑菌は繁殖することが何よりも怖いのです。雑菌が繁殖するのは食べ物ですので、食べ物でないおもちゃは雑菌が少し付着していてもそこから大幅に繁殖するということはありません。

しかし、ミルクの場合は食べ物ですので最初に少しの雑菌が混じってしまうことにより、その後大繁殖してしまい赤ちゃんにとっては命を脅かす脅威となってしまいます。また、栄養価が高い食べ物ほど雑菌が繁殖しやすいといわれており、ミルクはまさに高栄養食品です。

実際に哺乳瓶を煮沸消毒や薬液消毒なしで元気に育てたという人もいます。しかし、雑菌に対する抵抗力は個人差がありますので、絶対に大丈夫だとは言い切れないのです。医療が進歩した今でも、乳幼児突然死症候群といって原因が特定できないまま、乳児が突然死亡するケースはなくなりません（※4）。

原因がわからないため、雑菌によるものなのかなどはっきりとしたことはわかりませんが、赤ちゃんにとって不安となる要素はとりのぞいてあげるのが1番でしょう。