哺乳瓶は消毒しないとどうなる?絶対必要?雑菌など赤ちゃんへの影響を徹底調査!

赤ちゃんの哺乳瓶を消毒しないことのリスクを紹介します。赤ちゃんの哺乳瓶の消毒の方法や、特に気を付けて消毒をするべき箇所も紹介します。哺乳瓶の消毒は大変ですが、消毒をしない場合の影響について徹底調査していますので参考にしみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 哺乳瓶を消毒しないとどうなるの?
  2. 「哺乳瓶の消毒は必要ない」という意見も
  3. 哺乳瓶を消毒しないと赤ちゃんが死亡する可能性もある?
  4. 赤ちゃんの哺乳瓶の消毒の方法は?
  5. 哺乳瓶の中でも、特に注意して消毒するべき場所は?
  6. 哺乳瓶を消毒しないのは危険かも!

離乳食のお皿は消毒しないのに哺乳瓶だけ消毒するのは変じゃない?

哺乳瓶は消毒するのに離乳食のお皿はしないの?と考える人もいるかもしれません。哺乳瓶だけを消毒する理由は、その形状に違いがあるからです。離乳食のお皿は平たいものや、お碗型など比較的シンプルな形をしています。そのため、洗剤やスポンジで汚れを洗い流しやすくなっています。

しかし、哺乳瓶はどうでしょうか。深さがあり赤ちゃん用のためママの手は哺乳瓶の底まで入りません。そして、赤ちゃんが吸うちくびの部分は、とても複雑な形状でしっかりと洗うのがとても難しいですね。

完母で育ててる赤ちゃんはママの乳首から雑菌が口に入ってる

完母で育てられている赤ちゃんは、ママのちくびを吸うことで雑菌を口にしているというものです。たしかに、ママの身体には雑菌がひとつもないということはありません。しかし、ママの身体には雑菌から身体をまもるための被膜が作られているため、皮膚が雑菌でおおわれるといったことはないのです。

そのため、赤ちゃんがママのちくびを吸っても雑菌だらけということにはなりません。哺乳瓶の消毒は手間がかかりますので、育児で忙しいママは「なんで必要なの?」という疑問を1度は持ったことがあるでしょう。しかし、赤ちゃんの命を守るためにも哺乳瓶の消毒は大切ですよ。

哺乳瓶を消毒しないと赤ちゃんが死亡する可能性もある?

こちらでは哺乳瓶を消毒しないと赤ちゃんが死亡する可能性について紹介します。やっとのことで生まれてきてくれたわが子が、亡くなってしまうなんて考えたくもありませんよね。しかし、哺乳瓶の消毒をしないことによって赤ちゃんが死亡する可能性があるといわれています。

日本の乳児死亡率は低かった!

まず、日本の乳児死亡率についてみていきましょう。実は、発展途上国と比べると日本の乳児死亡率は低いことを知っていますか?これは、日本が他国とくらべて比較的衛生管理が行き届いているからといわれています。また、日本では赤ちゃんの哺乳瓶は煮沸消毒以外にも薬液消毒、電子レンジ消毒などさまざまな方法で消毒を行うことができます。

そのほかにも、雑菌ウェットティッシュなどで赤ちゃんの身の周りを清潔に保てる環境が整っているのです。こういった環境が、日本の乳児死亡率の低さにつながっていると考えられています。

それでも起こる赤ちゃんの突然死

日本は赤ちゃんにとって衛生環境がよく死亡率も低いといわれていますが、それでも赤ちゃんの突然死は起こっています。日本の衛生環境はいいから、哺乳瓶の消毒をしなかっただけで赤ちゃんが突然死することなんてないといった考え方は危険です。

実際に、赤ちゃん用のプールに赤ちゃんを入れたところ、雑菌が原因でたった1日で亡くなったといったケースもあります。「少しくらい平気」といった考え方は、赤ちゃんにとってはとても危険です。

一昔前は乳児死亡率は高かった

現在でこそ乳児死亡率が低いといわれる日本ですが、衛生管理にうるさくなったのは、わりと近代になってからです。それまでは、除菌ウェットティッシュなどの消毒や除菌を意識した商品はあまり販売されていませんでした。「テーブルは布巾で水拭きすればきれいになる!」といった考えの人もいるでしょう。しかし、水拭きは雑菌が繁殖するといわれています。

雑菌や除菌・消毒に対して意識が高くなってきた現代だからこそ、乳児の死亡率が低いともいえるでしょう。ママやパパにとってかけがえのない赤ちゃんですから、少しでも赤ちゃんの突然死を防ぐためにもできることはやってあげるのがいいでしょう。

赤ちゃんの哺乳瓶の消毒の方法は?

こちらでは赤ちゃんの哺乳瓶の消毒方法について紹介します。哺乳瓶の消毒方法には、煮沸消毒のほかに漬け置きタイプの消毒や電子レンジ加熱タイプ、天日干しによる消毒などがあります。それぞれの消毒方法についてくわしく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

哺乳瓶の消毒が面倒くさいと感じている人は、自分にとってやりやすい消毒方法が見つかるかもしれません。哺乳瓶の消毒を怠ると赤ちゃんにとってよくない影響を及ぼしますので、ママの負担がなるべく少ない消毒方法を見つけることも大切ですよ。

漬け置きタイプの消毒液

漬け置きタイプの消毒液は薬液消毒ともよばれていますね。薬液ときくと不安になるママもいるかもしれませんが、有名なメーカーから販売されているものが多いため、知名度の高いメーカーのものを選ぶと安心ですよ。また、薬液につけておくだけで消毒できるため、手間がかからないのが特徴です。

しかし、赤ちゃんの哺乳瓶を消毒する消毒液は、キッチンハイターに使われているものと同じ成分だといわれています。そのため、臭いがやや残るのが難点といえるでしょう。また、上の子などがいる場合は薬液に触らないように注意が必要です。

(ドクターベッタの哺乳瓶の選び方については以下の記事も参考にしてみてください)

ドクターベッタの哺乳瓶の選び方は?ちくびの種類や消毒法、口コミで人気の商品も!

電子レンジ加熱タイプの消毒