出生届の提出先はどこ?里帰り出産の場合は?必要書類や期限についても

赤ちゃんが産まれてまず初めにする手続きは、出生届を提出先に提出することです。出生届を提出しなければいけない理由をはじめ、提出先・必要書類や、期限を解説します。出生届を出し忘れた場合や、出生届以外に必要な手続きについても紹介するのでチェックしてみてくださいね。

目次

  1. 出生届はどうして出すの?
  2. 出生届の提出先はどこ?里帰り出産の場合は?
  3. 出生届を提出するときに必要な書類や期限は?
  4. 出生届を出し忘れた場合はどうなるの?
  5. 出生届以外で必要な手続きは?
  6. 出生届は期限内に提出しよう!

出生届はどうして出すの?

出生届の提出は法律で定められていることであり「戸籍」を得るために必要な手続きです。戸籍を得ると同時に住民登録もされ、住んでいる市町村の住民票にも赤ちゃんのデータが登録されます。(※1)

出生届を出さないと「存在しない子」と扱われることとなり、その後の予防接種や児童手当などのお知らせも送られてきません。存在しない子の扱いなので当然保険証も届かず、病院にかかるときには全額負担しなければなりません。まさまざまな恩恵を受けるためにも出生届を提出し、戸籍をきちんと作ってあげましょう。

専業主婦

30代前半

退院と同時に私は赤ちゃんと一緒に実家へ、パパに区役所に行ってもらって出生届を提出してもらいました。出生届を出し、本当に3人家族になったと実感した日でした。

出生届を提出するということは戸籍を作るということであり、家族の欄に赤ちゃんの名前が加わることでもあります。出産の喜びを再びかみしめることができる瞬間ですね。

出生届の提出先はどこ?里帰り出産の場合は?

出生届の提出先は役所です。ママやパパの住んでいる市区町村の役所や本籍地の役所、赤ちゃんが産まれた病院のある場所の役所などに出しましょう。また、旅行中や里帰り出産など、滞在してる場所の役所に出すこともできます。(※1)

里帰り出産の場合、ママの両親に出産届の提出をお願いしたいと考えるママもいるでしょう。代理人でも提出可能な場合がありますが、書類に不備があった時にママやパパでなければ修正することができません。ママやパパであればその場で修正することが可能なので、ママやパパが出生届の提出に向かうのが理想です。

パート

20代後半

出産予定日の前に実家に帰って出産の日を待っている時、ふと出産届はどこに提出するんだっけ?とプチパニックになりました。すぐにネットで提出先を調べ、里帰り先の役所で大丈夫なことを再確認し、ホッとしたのを覚えています。

出産が近づくにつれて赤ちゃんの準備品や入院に必要なものなど、さまざまな準備におわれます。里帰り出産をするママは特にバタバタするでしょう。出産届の提出先はどこなのか、場所やその他の手続きについて今一度確認しておくと安心ですね。

(里帰り出産については以下の記事も参考にしてみてください)

里帰り出産時の出生届の提出先はどこ?必要な持ち物や出産後の手続きについても解説

出生届を提出するときに必要な書類や期限は?

出生届を提出する際に必要な書類は出生届・出生証明書です。出生届と出生証明書は1枚の書類で、左側が出生届、右側が出生証明書になっています。出生証明書は病院の医師や助産師が記入するので、ママやパパは左側の出生届に必要事項を記入し、役所に持っていきましょう。提出前に記入漏れがないか確認してくださいね。

そのほかに届出する人の身分証明書・届出する人の印鑑・母子手帳が必要となります。母子手帳には「出生届受理証明」欄に、出生届の届出が済んでいることを記載してもらえますよ。印鑑はシャチハタでは受け付けてもらえないので注意しましょう。

出生届を提出する期限は、産まれた日を1日として14日以内に提出しなければなりません。提出期限の最終日が休日で役所がお休みの時は、休み明けの役所の開いている日が期限となります。市区町村によっては臨時窓口がある場合もあるので、問い合わせてみましょう。

(出生届や出生証明書の書き方については以下の記事も参考にしてみてください)

出生届に必要な書類は?書き方・提出先・期限は?里帰り・国外出産の場合についても!

出生届を出し忘れた場合はどうなるの?

14日以内に届出しなければいけない出生届ですが、期限内に出し忘れてしまった場合はどうなるのでしょうか。存在しない子と扱われてしまったり、さまざまな恩恵を受けられなかったりすることのほか、どのようなことが起こりうるのかチェックしてみてくださいね。

理由なく出し忘れた場合

理由なく出生届の提出を忘れてしまった場合は、戸籍法により罰金が課せられることがあります。期限までに提出できなかった場合は「戸籍届出期間経過通知書」に遅れた理由などを記載して、出生届とともに役所に提出しましょう。

役所はそれを簡易裁判所に報告します。罰金の対象になるかは簡易裁判所が判断し、罰金の対象となってしまった場合はその旨の通知が発行されます。

新米ママ

30代前半

出産当日を1日目としてカウントしなかったせいで、出生届を提出しに行った日は15日目になっていました。役所の職員さんに確認してもらいながら戸籍届出期間経過通知書に記入をし、提出しました。

出産当日を1日目とせず、次の日からカウントしてしまった体験談です。14日目だと思っていたら15日目だった…というのはありがちなことですね。出産当日を1日目と数えることを頭に入れておきましょう。

やむを得ない事情があった場合

病気や事故、天災などが理由で期限内に出生届を提出できない場合もあるでしょう。その場合は病院や警察で「届出遅延理由書」を発行してもらいます。これにより新たな期限が設定されるので、その期限までに出すようにしましょう。罰金を払うことなく出生届を提出することができますよ。

出生届以外で必要な手続きは?

出生届を提出する必要性などを説明してきましたが、出生届以外にも必要な手続きはあるのでしょうか。出産後に届出が必要なその他の手続について紹介します。

児童手当金

児童手当金は、中学校卒業までの子供を養育している人に支払われるお金です(※2)。子供の年齢により金額が変わります。赤ちゃんが産まれたら15日以内に、住民票のある役所に届出しましょう。里帰り出産の場合はどこで手続きするのか、場所や必要書類をパパに伝えておきましょう。

(出産後の手続きについては以下の記事も参考にしてみてください)

出産後の手続きまとめ!必要書類や提出期限・順序は?保険・手当金も!

健康保険の加入

赤ちゃんが産まれたら健康保険、または国民健康保険に加入しなければなりません。手続きが遅れると健康保険がないため、病院で診療を受けた場合に窓口で全額負担しなければなりません。一般的に手続きの期限は産後1ヶ月ですが、その間に赤ちゃんが病院にかかることも考えられます。赤ちゃんが産まれたらすぐに届出するようにしましょう。

(赤ちゃんの保険証については以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の保険証はいつまでに必要?申請書類や間に合わない場合の対処法を解説!

子供の医療費助成

赤ちゃんの健康保険の加入手続きが済んで健康保険証が手元に届いたら、医療費助成の手続きをしましょう。医療費助成の手続きをすれば病院にかかった時の費用の一部や全額が、自治体により助成されます。住んでいる地域によって対象となる年齢や助成される金額が異なるので確認しておきましょう。手続きする場所は住民票のある役場です。

出産育児一時金

出産は病気ではないため、妊娠・出産にかかる窓口負担は自己負担になります。出産育児一時金は健康保険が使えない出産費用の助成として、健康保険組合から受け取ることのできる補助金です。基本的に赤ちゃん一人につき42万円が支給されます。(※3)

健康保険から直接病院に支払われる「直接支払制度」をとっている病院が多くありますが、その他の場合もあるため病院に確認してみましょう。

出産手当金

産休中は給料が支払われない会社が多くありますが、加入している健康保険から給料の補てんとして支給されるのが出産手当金です。書類は健康保険組合などに提出しますが、病院で記載してもらう部分があるため、事前に準備しておくと安心です。(※4)

(出産手当金につていは以下の記事も参考にしてみてください)

出産手当金の支給日はいつ?条件や申請の手続き、金額はいくらか計算する方法も

出生届は期限内に提出しよう!

出生届を提出することは赤ちゃんの戸籍を作るという、とても大切な手続きです。出生届を提出し忘れるとさまざまな恩恵を受けることができないほか「存在しない子」という扱いになってしまいます。どこに提出するかなど、場所や期限を確認し、必ず届出するようにしましょう。罰金が課せられることもあるので、きちんと14日以内に提出したいですね。

そのためには出産前に出生届の提出がスムーズに行えるよう、届出方法を確認しておく必要があります。里帰り出産をする場合はママだけでなく、パパも提出先などを把握しておくと安心ですね。出生届は出生証明書の左側にあり、記載漏れやその他の持ち物の不備などがないよう、きちんと準備して役所に向かってくださいね。

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