2歳児の食事の量は?まだ食べられない食材がある?ご飯を食べない時の対処法も

成長が感じられる2歳児には、どんな食事をどれくらい与えればいいのでしょうか。ママの悩みの種です。食事の量、まだ食べられない食材、ご飯を食べない「イヤイヤ期」の対処法などについて、先輩ママの体験談を交えて説明します。献立例もあるので参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 2歳頃の食事でよくある悩みは?【体験談】
  2. 2歳児でもまだ食べられない食材がある?
  3. 2歳児の食事で必要な栄養素や量の目安は?献立例も!
  4. イヤイヤ期…食べない時の対処法は?
  5. 2歳児の食事に関する注意点
  6. 2歳児の食事は無理を強いをせず楽しく!

【材料】
■ひじきの五目煮
乾燥芽ひじき・3.5g
豚肉・80g
じゃが芋・1/4個
大根・35g
玉ねぎ・25g
人参・20g
★だし汁・200cc
★醤油・大さじ2
★みりん・大さじ2
★砂糖・大さじ1
■ 水溶き片栗粉
片栗粉・小さじ1
水・小さじ1
■ マカロニナポリタン
マカロニ・ひとつかみ
ナポリタンソース・適量

【作り方】
①ひじきをお湯につけて戻した後、粗みじん切りにする
②豚肉を子どもの一口大に切る
③じゃが芋・大根・玉ねぎ・人参を小さいサイコロ状に切る
④じゃが芋を水につけて、アクを抜く
⑤野菜を耐熱容器に入れ、水大さじ2を加えてラップをし、600wで3分30秒加熱
⑥フライパンに油をひいて、豚肉・ひじき・野菜入れ炒める。
⑦豚肉の色が変わったら、★を加えて煮る。
⑧柔らかくなったら、水溶き片栗粉を加えて、少しとろみをつける
⑨マカロニは茹で時間の表示より長く茹でて柔らかくし、ソースを和える

ご飯を美味しく食べられる

ひじきやマカロニで必要な栄養をとりつつ、ご飯を美味しく食べられる献立です。2歳児のとる糖質の目安の量は、1日に200g~300gです。

子ども用の茶碗1杯で約80g~100g、6枚切りの食パン1枚で約67g、4枚切りの食パン1枚で約100g、ロールパン1個で約30gの糖質をとることができます。朝ご飯と昼ごはんにご飯を1杯、昼に6枚切りの食パンを1枚、おやつにロールパンを1個程度食べさせれば、ちょうど1日300gほど炭水化物を食べさせることができるでしょう。

ご飯や食パンのほか、コーンフレークや麺など子どもの好みに合わせて楽しく栄養を摂らせてみてくださいね。

イヤイヤ期…食べない時の対処法は?

2歳の子どものイヤイヤ期に悩まされるママも多いでしょう。せっかく栄養バランスを考えて食事を作っているのに食べてもらえないママもいますね。以下ではイヤイヤ期の子どもはご飯を食べない場合の対処方法や、しつけのコツを詳しく紹介していきます。

(2歳児の赤ちゃんがご飯を食べない理由については以下の記事も参考にしてみてください)

2歳児がご飯を食べない理由は?自分でモリモリ食べるようになる秘技を伝授!

食事に興味を持たせる

先輩ママ

26歳

あまりに食事に興味がないので心が折れかけたんですが、興味がないなら出させてやろう、と子どもと一緒に料理をするようにしました。

おにぎりを握らせたり、ベランダで育てたトマトの飾りつけをさせたりするようにしたんです。イヤイヤ期真っ盛りなので少し苦労しましたが、そのうちご飯をつまみ食いしたり、ご飯を完食するようになってきました。

おにぎりを握らせたり飾りつけを任せたりなどして、子どもを食事に関わらせることも大切です。食に対しての興味を持たせることで食事量を増やすことができる場合があります。

また、1回の食事の量が少ない子どもを「栄養不足になってしまうのではないか……」と心配してしまうママも多いでしょう。そういった場合はまず、子どもがどのくらいの量を食べているのか確認してみてくださいね。完食できるだけの量を作り、完食した子どもをほめて達成感を感じさせることで、子どもの食事量を増やしたというママは多くいますよ。

子どもが食べたいタイミングを見計らう

会社員

30代

2歳のイヤイヤ期の頃、急に好き嫌いが激しくなったので栄養バランスが本当に心配でした。でも「せめてこれだけでも」と食べさせていたおやつが偏食を悪化させていることに気づきました。

おやつをやめ、子どもがお腹を空かせていそうな時にサッとご飯を出すようにしたら、好き嫌いをせず何でも食べてくれるようになりました。

子どもが食べたいタイミングを見計らいましょう。

子どもが偏食をすると、栄養バランスについて心配になってしまいます。しかし、イヤイヤ期の子どもが食事をしないからといっておやつを与えてしまうと、子どもはますますご飯を食べなくなってしまいます。

大分成長したとはいえ、2歳頃はまだ一定の時間にご飯を食べるという習慣が身についていません。ご飯が出てきても、お腹がすいていなければ好きなものだけ食べて残してしまう可能性があるのです。毎日同じ時間に3食食べさせることも大切ですが、イヤイヤ期の子どもが偏食をする場合は、子どものお腹がすいたタイミングにご飯を出してもいいでしょう。

根気強く声かけする

専業主婦

20代前半

すごいイヤイヤ期の娘と戦っています……。ご飯をひっくり返したりプレートをぐちゃぐちゃにしたりして、ご飯で遊ばれて大変です。

イヤイヤ期に入ってから毎日ストレスフルなんですが、ここで私が怒鳴ったらますますイヤイヤ期をこじらせる気がして、我慢しています。

根気強く声かけをしましょう。

せっかく栄養バランスを考えて食事を作っているのに、子どもにぐちゃぐちゃにされたり食器をひっくり返されたりする場合もあるでしょう。遊び食べをされることをストレスに感じるママは多いですが、成長の証だと思って、ある程度は見守りましょう。

「ご飯の後で遊ぼうね」「食べ物はおもちゃじゃないよ」と声かけをすることが大切です。それでも遊んでしまうようなら、食器を下げ、食事を中断しましょう。

イヤイヤ期を受け入れる

先輩ママ

30代

ご飯を食べさせようとすれば「いやっ」と食器をひっくり返され、お風呂に入れさせようとすれば「いやっ」と引っかかれます。男の子だから力が強いのか、なだめるのがとても大変です。ちょっと限界……。

まず、イヤイヤ期を受け入れましょう。イヤイヤ期は第1次反抗期といわれます。子どもの成長の証なので、食事中でも、無理に抑え付けたりなだめたりする必要はありません。

ただし、周りの子どもを巻き込んでしまうようならしっかりと叱(しか)ることが大切です。また、イヤイヤ期の子どもの相手が辛いと感じたら、パートナーや両親など、頼れる人に相談してみてください。

怒鳴らないで、叱る