2歳児の食事の量は?まだ食べられない食材がある?ご飯を食べない時の対処法も

成長が感じられる2歳児には、どんな食事をどれくらい与えればいいのでしょうか。ママの悩みの種です。食事の量、まだ食べられない食材、ご飯を食べない「イヤイヤ期」の対処法などについて、先輩ママの体験談を交えて説明します。献立例もあるので参考にしてください。

Contents
目次
  1. 2歳頃の食事でよくある悩みは?【体験談】
  2. 2歳児でもまだ食べられない食材がある?
  3. 2歳児の食事で必要な栄養素や量の目安は?献立例も!
  4. イヤイヤ期…食べない時の対処法は?
  5. 2歳児の食事に関する注意点
  6. 2歳児の食事は無理を強いをせず楽しく!

2歳頃の食事でよくある悩みは?【体験談】

2歳になると、多くの子が今までよりも滑らかに話せるようになります。パパやママと会話をする機会が増え、育児の楽しさを感じることが増えるでしょう。

その一方で「2歳の子どもにご飯を食べさせるのが大変…」と悩んでしまうママも多くいます。2歳の子どもにご飯を食べさせる時、ママ達はどのようなことに悩んでいるのでしょうか? 以下からママ達の悩みを紹介していきます。

(イヤイヤ期の悩みについては以下の記事も参考にしてください)

2歳9〜11ヶ月の子供の成長は?体重・身長・言葉の発達は?イヤイヤ期の悩みなどを解決!

子どもがご飯を食べない

先輩ママ

30代

うちの息子は食べることに興味がないのか、ご飯の時に立ち上がり、遊び始めてしまいます。作ったご飯が無駄になることも多いので、栄養面が心配…なのと同時に、イライラしてしまいます。

子どもがしっかりご飯を食べてくれないということで悩んでしまうママもいます。ただし、子どもなりに成長していて健診で注意されないようであれば、発達に関して特に問題はないでしょう。

ご飯を食べないのに、お菓子はたくさん食べる

会社員

32歳

2歳の娘がいます。イヤイヤ期を迎えたせいか、ご飯をちゃんと食べません。作った量の半分以下しか食べないことも頻繁にあります。

最近、おばあちゃんが娘にお菓子を与えているのをみるのですが、お菓子なら問題なく食べられるようです。このままお菓子を与え続けるのは、身体の成長のためにも良くないでよね。

子どもがご飯を食べないのに、おばあちゃんのくれたお菓子ばかり食べる……という場合、おばあちゃんが大量のお菓子を与えているため、ご飯が入らなくなっている可能性があります。

おやつには、3食の食事で摂りきれない栄養を補う役割がありますので、子どもが甘いお菓子ばかりを食べているのはあまり良いことではありません。おやつを食べさせるのであれば、おにぎりや干し芋など食事に近いものをあげるようにしましょう。

いつも子どもに甘いお菓子を食べさせるおじいちゃんやおばあちゃんには「子どもの健康のために、うちのルールに合わせて欲しい」と伝えることも大切です。

食事にかかる時間やペースが気になる

先輩ママ

20代前半

2歳の子どもが、少ない量を1時間くらいかけて食べます。ご飯の後片付けもあるので早く食べさせたいのですが成長するためには栄養が必要ですし、本人のペースで食事をさせた方が良いのでしょうか?

食事にかかる時間やペースが気になると感じている場合は、1食の時間を決めておくといいでしょう。時間を決めておくことで、ママと子どもがけじめをつけることができます。最初は50分くらいからスタートし、最終的に1食30分で食べられるように練習しましょう。食事の時間を短くしたら、それに合わせて早くご飯を食べるようになる子どもは多いです。

一般的に、3歳ごろになると乳歯が生えそろいます。それまでは食事に時間がかかってしまっても仕方ありません。そうはいっても、1食に1時間もかける必要はありません。

2歳児でもまだ食べられない食材がある?

2歳になると、子どもはかなりいろいろな種類の食材を食べられるようになりますね。しかし、大人に比べるとまだまだ内臓機能が未発達です。中には控えた方が良い食材もありますよ。

以下から控えた方が良い食べ物の例を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

生もの

2歳になれば生ものを消化するだけの胃腸の準備が整い、お寿司やお刺身などの生ものを食べられるようになります。ただし、生ものを食べるには奥歯でしっかりと噛(か)み切る必要があるので、奥歯が生えそろう3歳頃までは食べさせないようにした方が良いでしょう。

また、子どもに大人と同じ程度の抵抗力がつくのは12歳過ぎからだと言われています。生ものなどを食べさせる時はできるだけ新鮮なものを、子どもの体調が良い時に食べさせてあげてくださいね。

噛みちぎりにくくて、ツルツルしているもの

2歳児はまだ歯が生えそろっていないので、噛みちぎりにくい食べ物は与えない方が良いでしょう。こんにゃく、団子、お餅、するめなどは、3歳以降に与えるようにしてくださいね。

3歳になったとしても、こんにゃくや団子のような噛み切りにくい食材を与える場合には注意が必要です。小さく切って子どもにあげるようにしましょう。また、子どもが食べている間は大人が見守るようにしましょう。