イヤイヤ期はなぜ生じる？原因・メカニズムから子供への適切な接し方を理解しよう

イヤイヤ期に日々悩まされているママが周りにたくさんいるのに、自分の子どもにイヤイヤ期が全くなかったら心配になってしまいますね。子どもにイヤイヤ期が来ないのはなぜなのでしょうか？

イヤイヤ期は期間や度合いに大きな個人差があります。穏やかな性格をしている子供はイヤイヤ期が目立ちにくい、など元々の性格によってイヤイヤ期の激しさが決まることもあるのです。しかし、イヤイヤ期の症状が強くても、逆に全くなくても、子どもの発達に影響はありません。

兄弟がイヤイヤ期で親を困らせているのを見て、下の子どもが自然と良い子で過ごしてくれるケースもありますよ。

（イヤイヤ期がないことに関しては以下の記事も参考にしてみてください）

イヤイヤ期の子どもに対して恐る恐る接してしまったり、逆に怒りすぎてしまったりすることがありますね。イヤイヤ期の子どもと上手に接し、子どもの発達を助けたいものです。イヤイヤ期の子どもには、どう対応するべきなのでしょうか？

子供が「イヤ」とわがままを言い始めた時、真剣に向き合って説得しようとするママが多くいます。しかし、イヤイヤ期子どもは言葉で説明できない気持ちを爆発させているだけなので、言葉で説得されても気持ちに折り合いを付けられません。

子どもにただ共感し、見守るのは良い接し方です。「イヤ」という気持ちに共感をしてもらえるとすっきりした気持ちになる子どもは多いですよ。イヤイヤ期の子どもに真剣に対応しようと思うと感情的になってしまうので、子どもに寄り添う姿勢を見せ、早めに「イヤイヤ」を収めてもらえると嬉しいですね。

イヤイヤ期の子どもに「自分でやった」という達成感を感じさせることはとても大切です。

子どもは選択肢を出されるとどちらかを選ばなくてはならないと感じます。パパやママの言うことにイヤイヤする時は2～3個の選択肢を提示し、自分で選ばせてあげるとスムーズに次の行動に移れるでしょう。

子どもがイヤイヤしている時、なんとか思い通りにしようと頑張るママは多いです。しかし、繰り返し言うほど子どもの反発は強くなりますね。子どもがわがままを言い始めたら、少し時間を空けることが大切です。

ママが感情的になると、子どもは不安を感じてより激しくわがままを言うようになるでしょう。ママの感情を落ち着けるためにも、時間を空けることが大切です。

イヤイヤ期は、自分の欲求をコントロールし始める時期です。自分の欲求を我慢してママの言うことを聞けたら、たくさん褒めてあげましょう。

ママに褒められることは子どもにとって一番のご褒美です。「自分の欲求に折り合いをつければ褒めてらえる」と感じたら、子どもはだんだんイヤイヤをしなくなるでしょう。