五月人形の処分は供養が必要?買取がいい?最も楽な手段を体験談をもとに徹底調査!

五月人形はどう処分したらよいのでしょうか?この記事では、買取業者・リサイクルショップなど五月人形の処分方法を体験談をもとに紹介します。さらに、五月人形の供養の必要性や、方法・費用についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 五月人形は飾らなくなったら処分する?
  2. 五月人形の処分で供養は必要?方法や費用は?
  3. 五月人形の楽な処分方法は?買取・リサイクルなど
  4. 五月人形の処分について知っておこう

自宅での供養

専業主婦

50代

高価な五月人形だったので、買取業者に依頼して処分することにしました。でも、供養は念のためしておいた方がいいかなと思って、買取業者に渡す前に自宅で供養しました。供養方法はネットで調べて、簡易的にだけど気持ちはしっかり込めてやりましたよ。

端午の節句で使用した兜や鯉のぼりといった五月人形は、自宅で供養を行い処分する方法もあります。自宅で供養するときは、白い和紙を用意して五月人形をその上におき、一礼合掌をして塩をふりかけて行います。その際、感謝の気持ちを持って供養することが大切です。

供養を終えたら、兜や鯉のぼりなどの五月人形を普通にゴミとして処分します。五月人形や兜は、地域のゴミの分別にしたがって処分するようにしましょう。自宅での供養には、白い和紙を用意する程度のため費用もそれほどかかりません。

一般社団法人日本人形協会での供養

端午の節句で使用した兜や鯉のぼりなどの五月人形は、一般社団法人日本人形協会という団体で供養してもらうこともできます。一般社団法人日本人形協会とは、日本の伝統工芸などの振興を目的とした団体のことです。

一般社団法人日本人形協会では、人形感謝祭を年に1回行っており、そこで人形の供養をしてもらうことができます。人形感謝祭での供養を依頼する時は、ネットや電話で申し込みをして五月人形を郵送するだけなので簡単です。

供養の費用は、箱の大きさが縦・横・高さをすべて足して170cm以内、重量30kg以内であれば、1箱につき5,000円になります。これよりも大きくなると追加料金がかかるため、くわしい費用については一般社団法人日本人形協会に確認をしてみましょう。

五月人形の楽な処分方法は?買取・リサイクルなど

お寺や神社に供養をお願いする時間がないという場合は、寄付をしたりリサイクル業者に買取してもらうなど、もっと楽な方法で処分することもできます。ここでは、端午の節句で使用した兜や鯉のぼりなどの五月人形の楽な処分方法について紹介していきます。

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寄付をする

パート

50代

もともと五月人形を飾らなくなった時は寄付したいなと思っていて、処分前に市役所に確認していました。なので、スムーズに寄付先も見つかって譲ることができましたよ。寄付先でみんなに喜ばれていると思うと、嬉しい気持ちになりますね。

毎年端午の節句の時にしか飾りつけない鯉のぼりや兜などの五月人形は、飾りつけなくなったあとも状態が良い場合もあるでしょう。状態の良い五月人形は、供養をしても処分してしまうのがもったいないと感じることもありますよね。そのような時は、福祉施設や児童養護施設、ボランティア団体などに寄付をするのもおすすめです。

買取してもらう

会社員

40代

うちは立派な五月人形を買ってもらって飾っていたので、飾らなくなってからは買取業者に依頼しました。状態もよかったので、なかなかのお値段になりましたね。家まで出張買取にきてくれたので、簡単に買取してもらえました。

兜や鯉のぼりなどの五月人形を楽に処分したい時は、リサイクルショップなどの買取業者に依頼するのもおすすめです。ただし、五月人形の買取を行っているリサイクル業者は限られているので、買取に出すときは事前に確認するようにしましょう。

リサイクル業者によっては、出張買取や宅配買取を行っている場合もあるので、大きい五月人形の処分に困っているときは、このようなサービスのあるリサイクル業者を選んでみましょう。

(子供用品の買取については以下の記事も参考にしてみてください)

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人に譲る

パート

40代

五月人形は飾り終わってから、近所で生まれた子に譲りました。お互いに譲って使うことに抵抗がなかったので、気にせずに譲りましたよ。きれいに使っていたので、すごく喜んでもらえました。親戚じゃなくても引き継がれていくのっていいなと思いましたね。

鯉のぼりや兜などの五月人形は、状態の良いものだと誰かに譲って使ってもらいたいと考える方も多いでしょう。しかし、端午の節句で飾りつけする五月人形には災厄から子供を守る身代わりという意味があり、そのような人形を人に譲るのは問題があるという考え方もあります。

このような風習などを気にしない家庭であれば、端午の節句でおさがりの五月人形を使うことに問題はありません。人に譲るときは、五月人形への感謝の気持ちを込めて汚れなどをきれいにしてから、譲るようにしましょう。

五月人形の処分について知っておこう