お葬式で赤ちゃんに喪服は必要?男の子・女の子別の服装や子連れマナーを紹介

赤ちゃんを連れてお葬式に参列しなければならない時は色々と困ることもあるかもしれません。お葬式で赤ちゃんの喪服は必要なのかという疑問をはじめ、男の子・女の子別に服装例を紹介します。お葬式での赤ちゃんの服装の注意点や、ママの服装マナーも紹介します。

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Contents
目次
  1. お葬式で赤ちゃんの喪服は必要?
  2. 《男の子》の赤ちゃんのお葬式での服装
  3. 《女の子》の赤ちゃんのお葬式での服装
  4. お葬式での赤ちゃんの服装の注意点
  5. 赤ちゃんとお葬式に参列するママの服装マナー
  6. 赤ちゃんとお葬式に参列する際は服装やマナーを理解しておこう

赤ちゃんの服の中でも黒やグレー、紺や白などできるだけ落ち着いた色合いの服装を選ぶようにしましょう。また柄は無い方が好ましいですが、無地のものを持っていない場合はできるだけ控え目なものを選びましょう。柄はワンポイント程度であれば問題ありません。

また黒やグレー、紺や白がない場合は、茶色や水色などで探してみましょう。赤や黄色、明るいピンクなどはどうしてもお葬式の場には合いません。また花柄や水玉なども明るい華やかなイメージが強いですので、避けたほうがよいでしょう。

殺生をイメージするものやカジュアル色の強い素材は避ける

素材に関しては、デニムやナイロンなどカジュアル感が強い生地は避けたほうがよいでしょう。赤ちゃんであっても、ダメージデニムなどはお葬式の場に合いません。紺に見えてもデニムはマナー違反です。またナイロン素材は、擦れる時に音がしてしまい、お葬式の邪魔になってしまいます。

また大人同様に、お葬式の場に皮革や毛皮などは適しません。コートやジャンパー、ケープなどを着せる時は、ファーが外せるなら外していくようにしましょう。派手な色合いの上着しかない場合は、お葬式会場に入ったら見えないようにカバンの中にしまっておきましょう。

(赤ちゃんの防寒対策については以下の記事も参考にしてみてください)

抱っこ紐ケープの人気おすすめ15選!夏の紫外線・冬の防寒対策に必要?

赤ちゃんの体調面が一番大切

お葬式に参列する場合、最低限のマナーを守ることは大切ですが、赤ちゃんの体調面を第一に考えて服装を選ぶようにしましょう。赤ちゃんが快適に過ごせるベビー服の中で、より落ち着いた色合いや柄のものを選んでいけば大丈夫です。

黒は厚めの長袖しかないからといって、真夏に厚めの長袖を着せていくと大変なことになってしまいます。無理に新しいベビー服を買う必要はありません。季節や赤ちゃんの体調を見て、普段のベビー服の中から最適なものを選ぶことが大切です。

赤ちゃんとお葬式に参列するママの服装マナー

赤ちゃんとお葬式に参列する場合、赤ちゃんの服装だけでなくママの服装についても悩むことが多くあります。喪服は後ろにチャックがあるワンピースやブラウスなど、授乳しづらい形のものが一般的です。また産後で体型が戻り切っておらず、持っている喪服が入らないという場合もあります。

授乳口がある喪服を購入するという手もあります。授乳口がある以外は普通の喪服と変わらないデザインのため、長く使うことが可能です。もし喪服を持っていないのであれば、そういった喪服を買っておけば、今後も使うことができます。しかし、喪服自体それほど頻回に使わないため、新しく買うのはもったいないかもしれません。そういった場合はレンタルするという選択も可能です。

また黒やグレー、紺の無地で前開きのワンピースやセットアップを持っていれば、それを代用してもマナー違反にはなりません。足元は通常通り黒のストッキングがよいでしょう。また靴は、ハイヒールですと赤ちゃんを抱っこしてこけた時に危ないので、黒い低めヒールのパンプスを用意しておきましょう。ローヒールでもスニーカーやサンダルなどはマナー違反です。

(喪服のレンタルについては以下の記事も参考にしてみてください)

マタニティ用の喪服の選び方は?小物や季節別の着こなし、レンタルサービスも紹介!

赤ちゃんとお葬式に参列する際は服装やマナーを理解しておこう

赤ちゃんを連れてのお葬式への参列は大変です。しかし近しい親族のお葬式などは、赤ちゃん連れであっても参列した方がよい場合が多くあるでしょう。お葬式は前もっての準備が難しく、どうしても当日に慌てて準備をすることになりがちです。

突然のお葬式で慌てないよう、赤ちゃん連れでお葬式に参列する際の服装やマナーは理解しておいた方が良いでしょう。また、赤ちゃんの服を購入するときに、すべて華やかなものにするのではなく、数枚は落ち着いた色合いのものを購入しておくなどすると、いざという時に慌てずに済みます。またママが着ていくことができる服も予定がなくてもチェックしておくとよいでしょう。

マナーを守って、赤ちゃん連れであっても、悲しい別れの場を乱さずに参列できるようにしましょう。