手作りスリングで赤ちゃんに安心感!リングあり・なしの作り方を解説

赤ちゃんが生まれたら毎日のように使うスリングを、手作りしてみませんか?様々なタイプのスリングの作り方をまとめてご紹介します。どれも作り方はとても簡単です。自分にあったスリングを身につけて、赤ちゃんもママもハッピーな時間を過ごしましょう。

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Contents
目次
  1. 新生児にぴったり!スリング生活のすすめ
  2. あなたはどのスリングを選ぶ?様々なスリングの作り方
  3. とっても簡単!リングありスリングの作り方
  4. リングなしスリングの作り方
  5. スリング上級者のアレンジ方法をご紹介
  6. スリングで赤ちゃんもママもハッピーに

布の長い辺を2辺、短い方を1辺、合計三辺を三つ折りにしてミシンをかけます。その布を中表にして長い方の辺を持って二つに折ります。その幅を5等分し、輪になっている方の長辺から5等分の2倍の長さ、さらに同じく2倍の長さのところにそれぞれ縦に20㎝程度線を引きます。それぞれミシンをかけます。

ミシンをかけた後、筒状になった部分を横に広げて屏風状にし、布をたたみ、ミシンをかけます。リングを入れ、縫い終わりを処理します。これで出来上がりです。

リングなしスリングの作り方

リングなしタイプのスリングは、リングありに比べて少し複雑になりますが、様々なメリットがありますので、ぜひ挑戦して頂きたいです。ここでは、色々なリングなしタイプのスリングの作り方を紹介していきたいと思います。これ以外にも、もっとたくさんの種類がありますので、気になる方は、ぜひ他の作り方も調べてみてくださいね。

長さ調節が可能で身体にフィット!リングなしタイプのスリングの作り方

ひもで調節しながら、自分の体にぴったりとフィットする、世界でただ一つだけの自分専用スリングの作り方です。まずは材料です。生地はスリングをつける方の身長や赤ちゃんの年齢によって調整して下さい。ヒモの幅は1.5~1.7㎝くらいが良いでしょう。伸縮性のある素材が良いと思います。

●生地 126㎝x86㎝程度
●ヒモ 170㎝程度

まず生地を裁断します。そして、布を縦二つ折りにし、端を縫います。チューブのように縦半分に折り、長さを確認します(この時、実際に肩からかけてみて、長すぎるようでしたらカットして縫い直しましょう)。長さが丁度良いと確認できたら、縫い目の処理をします。ヒモを通すボタンホールを作ります。両端を三つ折りに縫って処理します。外表にし、上の2枚を二か所縫います。ヒモの端はほつれないように処理しておきます。押さえミシンをかけ、完了です。

クロス式で抱っこひも風!リングなしタイプのスリングの作り方

出典:https://www.pinterest.jp/pin/478789004109792610/

赤ちゃんがすっぽり収まって、とても居心地がよさそうです。装着していると、複雑な形に見えますが、はずすととてもシンプルなクロス型です。

出典:https://www.pinterest.jp/pin/777574691887603148/

両肩にかかるので、片方への負担が少ない抱っこ紐風のスリングです。別名「フェリシモ風」とも呼ばれているようですが、確かに通販サイト「フェリシモ」でこのようなタイプのスリングが販売されています。見た目もおしゃれですし、赤ちゃんを抱いた時の左右の安定感も抜群ですね。まずは材料から説明します。

●生地A 136cmx15cm程度 2枚(接着芯を貼っておく)
●生地B 136cmx15cm程度 2枚
●生地C 15cmx15cm 1枚

生地Aと生地Bの長辺を合わせて縫い、縫い白を処理します。それらの合わせ生地の短編を縫い、輪っか状にします。長辺を合わせて縫った部分を内側に入れ、外表にして縫います。これまでの工程を繰り返し、もう一セット作ります。二つのパーツができたら、輪っかを十字に合わせ、クロスした部分の一つを縫いつけます(もう片方のクロス部分は自由にしておいた方が、着脱時に便利です)。生地Cをあて、完成です。リングなしタイプですが、抱っこ紐の良いところも取り入れています。

二枚で使うタイプのスリングの作り方

ニット生地でチューブ状になっている布が手に入った場合の、とっても簡単な作り方を発見したので、こちらで共有させていただきます。まずは材料です。(以下ニット生地は、輪になっている状態で43cmです。)

●ニット生地(チューブ状) 43cmx112cm程度
●ニット用の糸と針

まずはニット生地の長辺を二等分します。そして、それぞれ両端を三つ折りして縫います。これで完了です。とても簡単ですが、着用方法に少々工夫が必要です。まず一本目を通常のスリングのやり方で装着し、赤ちゃんを抱きます。そして、二本目をクロスするようにかけ、赤ちゃんを支えます。二本目が入る事で、安定するので、ニット生地でも安心して使えます。チューブ状のニットが手に入った方はぜひチャレンジしてみてください。

スリング上級者のアレンジ方法をご紹介

スリングを上手に使って、赤ちゃんとのおしゃれ生活を満喫しているママたちも多いですよね。ここでは中でもすぐに真似できそうな使い方をご紹介します。

スリングと一緒にスカーフを使って、安定感抜群に!