赤ちゃんヘルメットとは?治療・矯正用、自転車や室内転倒対策も!
【医師監修】「赤ちゃんヘルメット」は赤ちゃんの頭の変形を治療、矯正するためのものです。しかし最近は室内での転倒防止用の柔らかいスポンジで出来たものや、自転車に乗せる為の固めのものまで種類はさまざま。今回は赤ちゃんから幼児期まで使えるヘルメットについて説明していきます。
赤ちゃんヘルメットって? どんな時に使うの?
赤ちゃんヘルメットは文字通り赤ちゃんが被るヘルメットをいいます。「頭の変形を矯正・治療するためのもの」「室内での転倒防止のためのもの」「自転車に乗せる時に被るもの」「防災用」など、その種類は用途によってさまざまです。目的が違えば素材や形状も違っていますので、それぞれの特徴を知っておきましょう。
赤ちゃんヘルメットはどんな時に使うの? 【治療や矯正用】
頭の変形をなおすとき、ヘルメットを被せて矯正・治療を行う方法があります(※1)。頭の変形には「生まれつきのもの」と「生まれた後に向きぐせなどによって起こるもの」があり、症状によって適応したヘルメットをかぶせて治療を行うのです。
赤ちゃんヘルメットはどんな時に使うの?【室内の転倒防止用】
やっばいよ、急に動くようになったから頭ぶつけまくりだよ…赤ちゃんヘルメットをお急ぎでポチった
— うぇいそら (@gidori_weibird) July 25, 2017
ハイハイから歩き始めの乳幼児期、子供は思いもよらない動きをするものです。赤ちゃんは室内でもいろいろな所に頭をぶつけてしまいます。けがを予防するためにも、赤ちゃんの室内転倒防止のためのヘルメットをかぶせてあげましょう。
赤ちゃんヘルメットはどんな時に使うの?【自転車用】
大人が注意しながら運転するとはいえ、自転車が転倒した時に赤ちゃんが頭を打ってしまっては大変です。事故の予防ヘルメットを用意してあげましょう。2008年に道路交通法の改正が行われ、大人が運転する自転車に一緒に乗る子供がヘルメットを着用することが義務化されました。
赤ちゃんヘルメットはどんな時に使うの?【防災用】
地震などの災害時、揺れが落ち着いても余震などでいつ高いところから物や瓦礫が落ちてくるとも限りません。大人用の防災ヘルメットだけではなく、赤ちゃんサイズの防災用ヘルメットを用意した方がよいでしょう。
治療や矯正用の赤ちゃんヘルメットってどんなもの?
赤ちゃんの頭蓋骨は、大人と違って非常に柔らかく不安定です。したがって、同じ向きばかりで寝かせていると、頭蓋骨が変形してしまう場合があります。向きぐせのある赤ちゃんは、まっすぐに寝かせてもどうしても左右どちらかを向いて寝てしまうようです。
その場合は1ヶ月もしないうちに頭の形が変わってしまうこともあるといいます。赤ちゃんの頭蓋骨はおよそ1歳6ヶ月頃までにほぼ形が決まると言われ、特に生後6か月くらいまでは変形しやすい時期です。
また生まれつき頭が変形している場合もあるようです。それぞれの症状に合わせたヘルメットを被せて矯正・治療を行います。
治療や矯正用の赤ちゃんヘルメット【リモルディングヘルメット(治療用)】
赤ちゃんの頭蓋骨の歪みを再形成(Remolding-リモルディング-)するためのヘルメットを「リモルディングヘルメット」と呼びます。赤ちゃんの頭が歪むことはよくあることで、向きぐせなどでもすぐに変形してしまうようです。向きぐせを直すために頻繁に寝返りをうたせたり、タオルやクッションで頭の向きを変えてあげたりするとよいでしょう。
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