妊娠超初期〜初期の熱や微熱!胎児に影響は?原因や対処法!体験談も!

【医師監修】妊娠初期の妊婦さんは体がだるくなったり微熱などの症状が起こることがあります。妊娠したばかりの妊婦さんは熱や微熱が出やすく、妊娠初期のそういった症状は妊娠の兆候なんです。今回はその熱によって胎児に影響はないか、原因や対処法なども紹介していきます。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 生理前の発熱や微熱は妊娠超初期の症状?
  2. 熱っぽいと感じたら妊娠検査薬を試してみましょう
  3. 妊婦の熱や微熱!胎児に影響はあるのはいつから?
  4. 妊娠初期に熱や微熱が出る原因
  5. 妊婦の妊娠初期の微熱の症状
  6. 妊娠初期に注意が必要!妊婦の危険な発熱
  7. 妊婦の発熱!薬を飲まずに微熱や高熱に対処しよう
  8. 妊娠初期の微熱が治らない!病院を受診するタイミング
  9. 妊娠初期の熱っぽさ・微熱!体験談まとめ
  10. 妊娠中でも体調を崩さない体作りが大切

妊娠初期の兆候とはいっても、熱っぽい症状やだるさが治らない場合とてもつらいですよね。その場合どのように対処していけば良いのでしょうか。妊娠中の薬の影響はいつからいつまでなのかなども紹介していきます。

妊婦の高熱にはとにかく安静

妊娠初期の症状で微熱や高熱が出てしまった場合には、まず安静にするため横になりましょう。高熱だからといって何かウイルスに感染しているとは限りません。ストレスや自律神経の乱れなどから発熱することもあるのでまずは安静にすることが大切です。

また、喉などが乾燥しないように室内の湿度を調節しましょう。さらに妊婦さんでも汗をかいて脱水症状になることもあるので水分補給もしっかりと。いつまでも高温が続くようなら早めに病院を受診してください。

妊婦は市販薬は要注意!

妊娠初期に風邪だと勘違いして市販薬を飲んでしまったという方は少なからずいるでしょう。市販薬は赤ちゃんにに影響があることを知っている方もいると思いますが、妊婦さんでも薬を飲んでもほとんど影響がない時期があります。それはいつからいつまでなのでしょうか?

結論から言うと、妊娠0〜3週までは受精前の段階だったり、受精後でも赤ちゃんの神経や体の器官が作られる前の超初期段階のため、市販薬を服用してもほとんど赤ちゃんに影響はありません。しかし妊娠検査薬で反応する時期になると、薬の種類によって飲めるものと飲めないものが出てきます。

4週以降は赤ちゃんの神経や器官など、正常な成長にあたり重要な器官が一気に作られはじめます。そのためとくに4週〜7週の妊娠初期の市販薬の服用は注意する必要があります。病院を受診する際にも、妊娠している可能性があることを必ず伝え、適切な薬の処方をしてもらいましょう。

(妊婦の市販薬については下記のリンクも参考にしてみてください)

妊婦必読!風邪薬で飲んでもいいものとダメなもの!赤ちゃんに影響は?

水分をとり、消化の良い食べ物を食べる

風邪症状の時と同じで、妊娠初期の発熱でも汗をかき脱水症状を起こしやすくなります。妊娠中の脱水症状はままにも赤ちゃんにとっても危険なので、水分補給をしっかりとして消化の良い食べものを食べましょう。

市販で売っている経口補水液という飲料はとても効果がありますのでおすすめです。

身体を温める

妊娠初期は体温の変化が激しいことから、寒さにもとても敏感になっています。冷たい飲み物は避け、常温かホットドリンクなどを飲むようにして身体を内側から温めましょう。

いつもより1枚多く衣服を着て外出も控え、布団の中で安静にしてるのが良いでしょう。

妊娠初期の微熱が治らない!病院を受診するタイミング

何日も微熱が治らず高熱がいつまでも続く場合は心配ですよね。できるだけ早めに病院を受診しましょう。妊娠初期の身体は免疫力も下がっているので、自力で治すのが難しい場合もあります。市販薬も使用できないために治りにくく何日も続く場合もあります。そのほかにも咳や鼻水、くしゃみなどの症状と併発している場合もすぐに産婦人科や病院を受診したほうが良いものです。

病院を受診する際は妊娠している事や妊娠しているかもしれないという事は必ず伝えてくださいね。妊婦さん用のお薬を処方してもらえます。

妊娠初期の熱っぽさ・微熱!体験談まとめ