【医師監修】妊娠12週の妊婦・胎児の状態は？症状と流産の注意点！

続くつわりでの食欲不振や、鎮痛剤を飲んで治療することのできない腰痛へのアプローチは医師と相談した上でストレスにならないように行っていきましょう。

妊婦特有の症状には非常に個人差があるので、妊娠12週目では仕事等が自己判断が大事になりますね。出血とお腹の張りによる腹痛が出た場合には、自分の身体と赤ちゃんの命を優先する選択をしましょう。

今では30代後半や40代での出産も当たり前になってきましたね。妊娠12週目以降の流産については、次の項目で詳しくご紹介いたします。

先輩ママの情報や相談する方法を知りたい方は以下の記事もご参考にしてください。

流産の約8割は妊娠初期の妊娠11週目までに起こります。なので、この初期流産を乗り越えて無事に12週目に突入できれば、流産の危険性は大幅に減ります。しかし、流産の約2割は、妊娠12週目以降にも起きてしまいます。

ここでは、妊娠12週以降の流産について詳しく説明します。

妊娠12週以降、妊娠22週未満におこる流産を「後期流産」といいます。

特に気を付けたいのが、切迫後期流産です。切迫流産とは、流産をしかけている状態のことをいいます。”流産”という単語が入っているので、パニックになってしまうかもしれませんが、あくまで「流産をしかけている状態」なので、早期に対応して安静にしていれば妊娠を続けられる可能性もあります。

これからも、出血の有無やお腹の張りによる腹痛はに気を付けて、規則正しい生活と安全な生活を心がけましょう。

妊娠11週目以前の初期流産は染色体異常など、胎児の方に何かしらの問題がありったから起こってしまうったことが一般的ですです。一方で、妊娠12週目以降の後期流産は、母体の方に何かしらの問題があるったとされています。

妊娠12週以降で起こる流産である後期流産には、主に5つの原因があるとされています。

●ストレス過多やお腹に負担の掛かる運動
●卵膜が最近に感染してしまっている絨毛膜羊膜炎
●良性の腫瘍による子宮筋腫
●先天的な子宮に以上のある子宮奇形
●子宮頚部が開いてしまう子宮頸管無力症

妊娠12週目以降は妊婦検診が4週間に1回になってしまいますが、お腹の張りによる腹痛や出血など何か異変を感じたらすぐに病院に行くようにしましょう。また、後期流産の原因のうち4つは母体に原因があると言われても、なかなか自分ではどうしようもありません。しかし、1つ目のストレスを溜めない、お腹に負担がかかるような運動をしないように心がけることは流産防止として、日々、意識してみてはいかかでしょうか。

あまり考えたくないことですが、万が一、後期流産になってしまったら、具体的にはどのような流れになるのでしょうか。

まず、促進剤を使い、陣痛を促し亡くなった赤ちゃんと胎盤を外に出します。入院が必要になり、手術をした日と翌日は安静にする必要があります。また、妊娠12週以降の流産は区役所に死産届を出す必要があり、埋葬許可を行ってから火葬をしてあげましょう。

流産になってしまったら精神的にもとてもショックで何も手がつかないとは思いますが、上記の方のように、冷静に情報を集めて次の子供を授かれる時に備え活ましょう。

流産については以下の記事も参考にしてください。