【医師監修】妊娠12週の妊婦・胎児の状態は?症状と流産の注意点!
妊娠12週目になると、つわりも治まり、流産などの不安が少しやわらぐ方も多いのではないでしょうか。ですが、注意点もいくつかあります。ここでは、妊娠12週が妊婦や胎児にとってどんな時期か、過ごし方のポイントなど、妊娠12週(12w)にまつわる様々な情報を、先輩ママたちの体験談とあわせてご紹介します。
妊娠11週まではは2週間に1回だった妊婦検診が、妊娠12週目から4週間に1回に変わります。妊婦検診へ通う負担減る一方で、検診の間が開くため流産防止のためにも何か変化があったら自己判断で病院に行く必要があります。特に出血やお腹の張りによる腹痛がある時はすぐにお医者さんに相談しましょう。また、妊娠12週目から検査方法・内容も新しくなりますので、以下でご紹介いたします。
子宮底長が妊娠12週目から計測できるようになる

妊娠12週目からは子宮底長の計測が始まります。子宮底長の計測方法は妊婦さんがあおむけになり、恥骨の上部から子宮の上までの長さを測られます。これにより、胎児が順調に成長しているかどうかや、羊水の量を確認することができます。この検査によって胎児が育ち過ぎた巨大児になっていないか、反対に育っていない低体重児になっていないかなどを確認することもできます。
腹部エコー検査が妊娠12週目から始まる

妊娠12週目より以前は経腟エコー(超音波検査)で胎児の様子を見てきましたが、妊娠12週目以後は腹部エコーに切り替わります。これは胎児が育って経腟では姿が確認しづらくなったためです。お腹に超音波を当てて移していく検査方法になるので、お腹が出せる上下が別れた服装を妊婦検診に着ていった方が良いでしょう。
経腟エコー(超音波検査)については、以下の記事も参考にしてみて下さい。
妊娠12週にあらわれる症状

妊娠12週には、そこまでお腹の大きさは変わりませんが、身体には変化が起きています。では、妊娠12週目にはどのような変化が起きているのでしょうか。症状はあるのでしょうか。
基礎体温が下がり始める

早い妊婦さんだと、妊娠12週目から基礎体温が下がり始めます。赤ちゃんを育てるための大事な胎盤を作るために、妊娠してから体温はずっと上がった状態でしたが、この胎盤が完成すると、体温も少しずつ元に戻っていきます。この胎盤が完成するのが、だいたい妊娠12週目から15週目で、早い方だと12週あたりから基礎体温が下がります。胎盤を作るために活躍していたホルモンが安定し、熱からくるだるさも取れるので、体調が良くなったと感じられるでしょう。
おりものの量が増えてくる
妊娠12週目からおりものの量が増えたと感じる妊婦さんが多くなります。おりものが増加する原因は、膣の中に細菌を入れないようにしているからです。自然な現象なので、よっぽどおりものが茶褐色や濃い黄色などいつもと違う色や異変がない限りは、心配いりません。気になったら医師に相談をしてみましょう。
おりものが増加すると、デリケートゾーンに”かゆみ”や”かぶれ”ができやすくなるので、こまめに下着やおりものシートを交換してケアをしていきましょう。
おりものについては、以下の記事も参考にしてみて下さい。
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