【医師監修】妊娠32週の妊婦・胎児の状態は？症状と注意点！前駆陣痛は？

妊娠32種目のこの時期は、エコーでお腹の赤ちゃんらしい姿を確認できる時期です。胎動がいっそう激しくなり、元気な赤ちゃんに出会える期待が膨らみますね。この時期の胎児の状態を詳しく見ていきましょう。

この時期は子宮内の羊水がどんどん減少していきます。そのため、胎毛で包まれていた胎児は、次第に胎毛が不要になり、皮下脂肪を付けていきます。エコーでも皮下脂肪を蓄えぷっくりとした赤ちゃんの姿を確認できる頃です。

体の循環機能もすべて完成する時期です。動脈や静脈の運動も行われ、尿を排泄できるようになります。このため、胎児は羊水の中におしっこをするようになります。無菌状態の子宮内ですから、胎児がおしっこをしても大丈夫です。

この時期はエコーで顔つきを確かめることができます。うまくいけば、表情を変えている様子も見ることができます。泣いているような表情になったり、笑っているような様子だったりします。これは脳の発達が進んでいる証拠です。エコーで赤ちゃんの表情を見ることができれば、もうすぐママになるんだという実感がぐっときますよね。

（エコーについては以下の記事も参考にしてみてください）