葉酸の効果とそれを最大に活かす方法！妊活〜妊娠中・男性も必要な理由！

染色体異常のある男性の精子が多いと胎児が先天性疾患になる可能性や流産、不妊に繋がります。葉酸には正常な細胞分裂やDNA合成をサポートしますので、葉酸を摂っていると染色体異常の精子が減少し胎児がダウン症などになるリスクが少なくなります。葉酸を摂っていない男性と摂っている男性は、正常な精子の数が明らかに違うという研究結果も発表されています。

妊活中の男性機能を正常にするためには、葉酸と一緒に食品から摂ると良いとされている成分があります。以下が推奨する成分と含まれている食品です。

●アリシン…らっきょう、ニラ、ニンニク
●セレン…卵黄、生たらこ、かつお節
●アルギニン…ごま、大豆、高野豆腐
●ムチン…納豆、おくら、山芋
●亜鉛…アーモンド、牛肉、牡蠣


葉酸以外でも精力がつく栄養素がたくさん含まれている食品が多くあるようです。食品からの摂取だけでは足りないので、妊活中の男性も葉酸サプリを摂取するとより効果があります。

（男性の妊活については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠しやすい状態にするためには妊活中の男性も女性も葉酸を積極的に摂るべきだということがわかりました。では葉酸はいつから摂取すると効果があるのでしょうか。葉酸は体に吸収されるまでに時間がかかります。また男性と女性ではいつから摂れば良いのかの時期が少し違うようです。

妊娠を望む妊活中の女性はいつから葉酸を摂り始めるべきでしょうか。女性は少なくとも「妊娠の1ヶ月前」から摂ることをおすすめします。妊娠2～3週目の胎児の細胞が出来上がる時期はほとんどが妊娠に気付かない時期です。多くの人が妊娠に気付く妊娠6～8週目から摂取し始めても遅いため、いつからと考えているなら妊娠を意識した性行為の1ヶ月前から葉酸を摂るようにするとより妊娠しやすい体になる効果があります。

妊娠を望む妊活中の男性はいつから葉酸を摂り始めるべきでしょうか。男性は遅くとも「妊娠させる3ヶ月前」からの摂取をおすすめします。なぜ女性より早いタイミングなのでしょうか。精子の生成には約3ヶ月かかると言われているからです。葉酸を摂ることによって染色体異常のリスクを軽減させ、精子の質を良くして受精すると胎児の先天性疾患の予防や不妊予防の効果があらわれます。