葉酸の効果とそれを最大に活かす方法!妊活〜妊娠中・男性も必要な理由!

妊活・妊娠中に葉酸が必要って知っていますか?妊活中、妊娠中、産後はもちろん、女性だけでなく妊活中の男性にとっても葉酸は様々な効果があるのです。どのようにしたら効果的に葉酸を取る事ができるのか、どんな効果があるのかを紹介します。

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Contents
目次
  1. 葉酸は水溶性ビタミンの一種
  2. 一日に必要な葉酸の量
  3. 葉酸を最大限に摂取するには
  4. 妊活中に葉酸を摂取する効果
  5. 妊娠がわかってから葉酸を摂取する効果
  6. 妊娠中に葉酸を摂取する効果
  7. 産後に葉酸を摂取する効果
  8. 葉酸効果で高年齢妊娠のリスクの軽減
  9. 男性が葉酸を摂取する効果
  10. 妊娠前に葉酸はいつから摂取すると良いか
  11. 葉酸が欠乏したら
  12. 葉酸を摂取し過ぎると
  13. 妊娠前から積極的に葉酸をとりましょう

葉酸はいつからいつまで摂取すると良いのでしょうか。いつからについては男性も女性も妊娠を望んだときの妊活中からですが、女性は最低でも妊娠12週目までは摂るようにしましょう。葉酸は妊娠しやすい体にする為ではなく胎児の先天性疾患が生じるのがこの時期だからです。妊娠しやすい状態を作り赤ちゃんが授かった喜びで終えてしまわずに妊娠中や産後も必要となりますので母乳を終えるまでは摂取する事を推奨します。

葉酸が欠乏したら

妊活中の男性と女性、妊娠中や産後の女性に葉酸は最も必要な栄養素であることがわかりました。では葉酸が欠乏してしまうとどのような症状としてあらわれるのでしょうか。

葉酸が不足するとどんな症状に

葉酸は主に赤血球作成に欠かせないことや細胞を再生する効果があるため、欠乏すると下記のようなリスクが高まることや自覚症状としてもあらわれます。

●胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まる
●動脈硬化のリスクが高まる
●精力減退(男性)
●重度の貧血
●口内炎や舌が爛れて赤っぽくなる
●味覚の機能が落ちる
●肌荒れ
●疲れやすい
●下痢
●体重減少

妊活中、妊娠中、産後に必要とされる400μg~500μgの葉酸を摂取するには食品からだけでは難しいとされているので、積極的にサプリメントから摂るように心掛けましょう。

葉酸の吸収を邪魔するもの

せっかく意識して食品やサプリメントから葉酸を摂っても、葉酸の吸収や作用を邪魔し効果がなくなってしまうものがあります。大量アルコール摂取と喫煙です。大量のアルコールを分解するときに葉酸を使うことで葉酸不足になり、たばこの有害物質が葉酸を破壊してしまうからです。妊活中の夫婦は特に女性を妊娠しやすい体にするためにこの時期だけは徹底して禁酒、禁煙をおすすめします。

また葉酸と相性が悪い食品としてキャベツ、インゲン豆、オレンジ、緑茶、紅茶、コーヒーがあげられます。葉酸と一緒に摂ると葉酸の吸収を妨げてしまいますので意識して避けるとより良いでしょう。

葉酸を摂取し過ぎると

ここまで妊活中、妊娠中、産後には適宜な葉酸の摂取をおすすめしてきました。葉酸を過剰に摂ってしまうとどのような症状があらわれるのでしょう。

葉酸の過剰摂取の基準量

葉酸の一日の摂取は1000μgです。葉酸は熱や水に弱いので調理してしまうと体内に残る葉酸は半分以下であるため食品からの摂取で上限を超えることはないでしょう。ここまでおすすめしてきましたサプリメントから葉酸を摂る場合に上限を超えてしまう場合があるます。妊娠しやすい体にするためと上限を気にせず摂取すると過剰となってしまいますので、一日の用量をチェックして摂るようにしてください。

葉酸を過剰に摂取するとどんな症状が

葉酸サプリは手軽に摂取できることから、食品とは逆に過剰摂取によるリスクもあります。葉酸は摂取上限量を超えるとじんましんや呼吸困難などの副作用が出ることがあります。また摂取し過ぎると赤ちゃんが喘息になる確率が上がるとも言われていますが、あくまでも上限の1000μgを超えた場合であり、妊活中、妊娠中、産後の体には適宜な葉酸は必要不可欠であることには変わりありません。

妊娠前から積極的に葉酸をとりましょう