葉酸の効果とそれを最大に活かす方法!妊活〜妊娠中・男性も必要な理由!

妊活・妊娠中に葉酸が必要って知っていますか?妊活中、妊娠中、産後はもちろん、女性だけでなく妊活中の男性にとっても葉酸は様々な効果があるのです。どのようにしたら効果的に葉酸を取る事ができるのか、どんな効果があるのかを紹介します。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 葉酸は水溶性ビタミンの一種
  2. 一日に必要な葉酸の量
  3. 葉酸を最大限に摂取するには
  4. 妊活中に葉酸を摂取する効果
  5. 妊娠がわかってから葉酸を摂取する効果
  6. 妊娠中に葉酸を摂取する効果
  7. 産後に葉酸を摂取する効果
  8. 葉酸効果で高年齢妊娠のリスクの軽減
  9. 男性が葉酸を摂取する効果
  10. 妊娠前に葉酸はいつから摂取すると良いか
  11. 葉酸が欠乏したら
  12. 葉酸を摂取し過ぎると
  13. 妊娠前から積極的に葉酸をとりましょう
新生児のダウン症はいつわかる?特徴は?顔で判断できるの?

妊娠がわかってから葉酸を摂取する効果

妊娠していることがわかるのは早い人で妊娠4週目から、生理が遅れていることで気付く場合は妊娠6週目頃です。この時期は胎児の器官が形成されるとても大切な時期になります。妊娠がわかるころに葉酸を摂ることでどのような効果があるのでしょうか。

流産・死産を防ぐ効果

妊娠初期は母体と胎児の二人分の血液が必要になるために通常より血流が悪くなり、血流が悪いと胎児に血液を送れなくなって流産に繋がってしまいます。そこで葉酸を摂取しているとしていないには大きな違いが出てくるのです。葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれるほど赤血球を作る力があるので、血流不足による流産防止には欠かせません。

また先天性疾患や奇形の胎児は自然に流産したり、人工死産をせざるを得ないこともあるでしょう。葉酸を摂取することで先天性疾患を防止できることから妊娠初期は葉酸が必要不可欠な栄養素です。オランダの研究では流産の経験が無い人は経験がある人よりも血中の葉酸の量が多いという事が判明したと言われています。

つわりを軽くする効果

葉酸にはビタミンB12と一緒に摂取すると自律神経を整える力があります。妊娠初期は急な体の変化で自律神経のバランスが乱れやすい時期であり、それによってつわりの症状が出るとも言われています。つわりの時期こそ上手に葉酸を摂取し辛い症状を軽減させましょう。この時期は食品から摂るのは難しいですから葉酸サプリで摂取することをおすすめします。

(妊娠初期のつわりについては以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期のつわりはいつからいつまで?対策や症状の見分け方は?

妊娠中に葉酸を摂取する効果

妊娠中は胎児の成長やお腹が大きくなることによって、妊婦さんは様々な症状を発症します。妊娠全般を通して葉酸を摂ることでどのような効果があるのでしょうか。

貧血予防効果

妊娠中は栄養素と共に血液を胎児に送らなくてはいけません。そのため妊娠全般を通して貧血に悩まされる妊婦さんは多いでしょう。特に妊娠中は巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)と呼ばれる葉酸とビタミンB12が欠乏することによって起きる貧血を起こしがちです。日頃から葉酸を摂取することで病院から処方される貧血の薬に頼らずに貧血予防ができ症状も軽減されるでしょう。

(貧血予防については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠初期は貧血を起こしやすい?症状は?原因と対処法!体験談も

高血圧症候群の予防効果

妊娠時の高血圧症候群は高齢出産、肥満、高血圧の妊婦さんや多胎妊娠でも10人に一人の割合で診断されます。重症化した場合母子ともに命の危険がある症状なので予防対策は必要です。葉酸は血流改善によって血圧を降下させる力があるので、高血圧症候群の治療や予防には葉酸の摂取が必要であると病院や研究者が推奨しています。