葉酸の効果とそれを最大に活かす方法!妊活〜妊娠中・男性も必要な理由!

妊活・妊娠中に葉酸が必要って知っていますか?妊活中、妊娠中、産後はもちろん、女性だけでなく妊活中の男性にとっても葉酸は様々な効果があるのです。どのようにしたら効果的に葉酸を取る事ができるのか、どんな効果があるのかを紹介します。

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Contents
目次
  1. 葉酸は水溶性ビタミンの一種
  2. 一日に必要な葉酸の量
  3. 葉酸を最大限に摂取するには
  4. 妊活中に葉酸を摂取する効果
  5. 妊娠がわかってから葉酸を摂取する効果
  6. 妊娠中に葉酸を摂取する効果
  7. 産後に葉酸を摂取する効果
  8. 葉酸効果で高年齢妊娠のリスクの軽減
  9. 男性が葉酸を摂取する効果
  10. 妊娠前に葉酸はいつから摂取すると良いか
  11. 葉酸が欠乏したら
  12. 葉酸を摂取し過ぎると
  13. 妊娠前から積極的に葉酸をとりましょう

以下は葉酸が多く含まれている食品の15選です。

●ほうれん草
●ブロッコリー
●とうもろこし
●アスパラガス
●菜の花
●レタス
●モロヘイヤ
●よもぎ
●豆類(納豆、枝豆、空豆など)
●たたみいわし
●レバー
●うなぎ
●いちご
●みかん
●キウイ

上記の食品は果物や納豆以外はほとんどが水や火を使って調理して口にするものになります。妊活、妊娠中、産後に必要な400μg~500μgの葉酸を食品から摂取するためには、一日にいちごであれば2パック、ほうれん草は2束、枝豆は160gが必要となります。

(葉酸を多く含む食品については以下の記事も参考にしてみてください)

葉酸の多い食品・食材は?葉酸が含まれる妊娠中におすすめの食べ物25選!

サプリメントから葉酸をとる

葉酸は水や熱を使って料理すると食べた量に対し半分ほどしか吸収されない事がわかっています。特に妊娠中はつわりや胃が圧迫されることによって多くを食べられない妊婦さんには、食品だけに頼って必要な葉酸を摂取することはとても難しいですね。そこでサプリメントを飲むことをおすすめします。葉酸サプリメントは他の栄養素とも一緒に摂ることができ、成分表を確認しながら安心して飲めるメリットがあります。

(葉酸サプリはいつからについては以下の記事も参考にしてみてください)

葉酸サプリはいつからいつまで飲むべき?時期別に効果・方法を解説! | AKANBO[あかんぼ]
葉酸サプリおすすめ11選!妊婦さんや妊活女性に口コミで人気の品! | AKANBO[あかんぼ]

妊活中に葉酸を摂取する効果

葉酸は妊娠を望んだときからいつ妊娠しても良いようにまた妊娠しやすい体にするために積極的に摂取するべき栄養素です。では妊活中に葉酸を摂ることでどのような効果があるのでしょうか。

着床しやすくなる効果

葉酸は受精後の着床のときに力を発揮します。妊活中に葉酸を摂取していると血液が綺麗になり子宮内膜の環境が整うため着床しやすく、また細胞分裂を促す働きもあるため胎児に成長する段階でも葉酸の摂取が効果をもたらします。妊娠は着床するかしないかで明暗が分かれますから、妊娠しやすい体にするために妊娠を意識した妊活中から葉酸は意識して摂るようにしましょう。

(着床については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠3週目の症状と注意点!着床後に妊婦・胎児に変化は?
着床痛とは?時期や期間は?症状はいつまで続く?ママ達の体験談も! | AKANBO[あかんぼ]

赤ちゃんの先天性疾患のリスクが少なくなる効果

胎児の先天異常の一つである「神経管閉鎖障害」の原因は遺伝以外では葉酸の欠乏により起こります。神経管閉鎖障害とは妊娠初期(4~5週目頃)の細胞が発達する時期に臓器の一部が欠ける事による障害です。

神経管閉鎖障害には多動症(ADHD)や知能障害・下半身の運動障害・排泄障害が起こる「二分脊椎症」と脳が成長しない「無脳症」の二つがあります。どちらも妊娠中のエコー検査等で判明しほとんどが死産に繋がったり堕胎の選択も多いようです。先天性疾患は葉酸を適切に摂取する事で予防の効果がありますので、妊活中の方こそ積極的に摂ることをおすすめします。(※3)

ダウン症を防ぐ効果

葉酸は正常な細胞分裂やDNA合成をサポートする力があります。ダウン症はDNAの異常により起こると言われているため、葉酸を適宜に摂取していると胎児がダウン症となるリスクが少なくなります。実際に海外の研究で葉酸の十分な摂取で70%も胎児がダウン症になるリスクが軽減したという結果が発表されています。細胞分裂やDNA合成は妊娠が分かる前に行われていますから妊活中からの葉酸摂取を心掛けましょう。(※3)

(ダウン症については以下の記事も参考にしてみてください)