【妊娠3ヶ月】妊婦・胎児の状態は?症状や流産などの注意点!体験談も

【医師監修】妊娠3ヶ月目は、ほとんどの人が妊娠に気づく時期です。妊娠8週から11週までは、つわりなどの体調の変化があります。妊娠9週から10週を超えるまでは流産の心配もあるでしょう。妊娠3ヶ月の「妊婦と胎児の状態」「症状」「過ごし方」の注意点を体験談と共に紹介します。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠3ヶ月とはどんな時期なのでしょう
  2. 妊娠3ヶ月の妊婦の状態
  3. 妊娠3ヶ月の胎児の状態
  4. 妊娠3ヶ月はつわりがピーク
  5. 妊娠3ヶ月目の妊婦に見られる体の症状
  6. 妊娠3ヶ月目の流産の危険
  7. 妊娠3ヶ月目に注意すること
  8. 妊娠3ヶ月目に行うべきこと
  9. 妊娠3ヶ月は自分の体と赤ちゃんを大切にしましょう

カズヤ先生

産婦人科医

この中でも喫煙をしないことは一番重要です。 このまま順調に妊娠が経過した後でも、喫煙は妊娠中毒症、胎盤早期剥離、子宮内胎児発育遅延などの 合併症に関連します。

妊娠3ヶ月目に注意すること【葉酸をとる】

葉酸とは水溶性ビタミンB群に含まれる栄養素です。妊娠中の妊婦は積極的に摂取するように推奨されています。特に妊娠初期の「流産の予防」や「つわりを軽くする効果」「貧血予防」もあるのです。妊婦や赤ちゃんに母乳をあげている時期も欠かせない栄養分といえます。一日に必要な葉酸を食品から摂取することは難しいです。サプリメントからとると良いでしょう。

(葉酸については以下の記事も参考にしてみてください)

葉酸の多い食品・食材は?葉酸が含まれる妊娠中におすすめの食べ物25選!

妊娠3ヶ月目に注意すること【運動はひかえる】

妊娠初期は胎盤が完成していないため運動は控えるようにしましょう。お腹の大きさも変わらないし、お腹が出る前なので動けるように感じるかもしれません。

しかし特に体を上下に動かす運動や、手足を使う球技は厳禁です。体調が良いときに、散歩や軽いウォーキング程度がよいでしょう。マタニティヨガやスイミングは、お腹の大きさが少し増した安定期に入ってから、医師の了承を得て行ってください。

妊娠3ヶ月目に注意すること【風邪の感染】

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妊娠3ヶ月の妊婦は抵抗力が弱っているため、風邪などに感染しやすいです。特にインフルエンザが流行っている冬の時期は「うがい手洗い」や「マスク着用」を徹底して、予防に努めましょう。風邪などの症状が出たら、市販の薬を飲む前に必ず医師の診断を受けてください。

妊娠3ヶ月目に注意すること【自転車・車の運転】

妊娠初期はホルモンの関係で、妊婦には通常より眠気が強く襲ってきます。判断力も鈍っているので、お腹が出る前でも車の運転は控えましょう。

また自転車は転倒の危険もあります。足やお腹に力を入れてこぐことになるため、お腹の大きさに関係なく妊婦初期でもおすすめできません。上の子の送り迎えなど必要な場合もありますが、家族や友人のサポートを受けるようにしましょう。

妊娠3ヶ月目に行うべきこと

妊娠3ヶ月目は赤ちゃんの成長や妊婦の体調の変化が著しい時期です。お腹が出る前の段階でマイナートラブルも多い時期といえます。しかし妊娠3ヶ月目のママには、この時期に行うべきことも多くあるのです。

妊娠3ヶ月目に行うべきこと【母子手帳をもらう】

妊娠3ヶ月目の最後の週である妊娠11週までに母子手帳を受け取りましょう。住民票がある自治体に申請をして受け取ります。各自治体によって受け取り方は様々なので、早めに確認をしてください。

母子手帳と共に「予防接種の補助チケット」や「健診の受診票」「マタニティストラップ」等も自治体によってはもらえます。お腹が出るのはまだ先ですが、母子手帳を手にするとママになる実感がわいてくるでしょう。