【妊娠3ヶ月】妊婦・胎児の状態は？症状や流産などの注意点！体験談も

妊娠3ヶ月目は、お腹の大きさや赤ちゃんの成長による体重の増加はありません。しかし妊婦のつわりの症状によっては、体重に増減がある時期です。

吐きつわりは食べても吐いてしまうので、みるみるうちに体重が減ります。食べつわりは空腹になると具合が悪くなるため、食べ過ぎて体重が急激に増えるのです。しかし妊娠3ヶ月目の体重の増減には、かなり個人差があります。

（妊婦の体重の増減については以下の記事も参考にしてみてください）

妊娠3ヶ月目は、胸が全体的に張っているような感じや、何かに触れるだけで乳首が痛いなどの症状が出ます。したがってワイヤーが入った硬めのブラジャーは避けたくなるでしょう。

またお腹の大きさが目立つようになるのはまだ先ですが、少しお腹がふっくらとしてきた感じがします。今まで履いていたジーパンやタイトスカートなど、お腹まわりが締めつけられるものは履きたくなくなるでしょう。

妊娠2ヶ月の終わりころの胎児は、大きさが1.5cmほどで体重は4gほどの2等身でした。妊娠8週から11週の妊娠3ヶ月目の胎児の状態はどのようになっているのでしょう。

妊娠2ヶ月目までの赤ちゃんは「胎芽」と呼ばれていました。しかし妊娠8週目からの赤ちゃんは「胎児」と呼ばれるようになります。

妊娠8週目の胎児は身長約1.5cm～2cm・体重約4g～7gから、11週目には身長約9cm・体重約20gまで成長するのです。いちごくらいの大きさの胎児が子宮で息づいているといえます。体も2頭身から3頭身に近づき、いよいよ人の形となってくるのが妊娠3ヶ月です。（※1※2）

妊娠3ヶ月の胎児は、体全体の成長にあわせて、様々な器官が形成されます。手の水かきがなくなり5本指ができ、しっぽのようなものもなくなって足が伸びてくるのです。

「まぶた」「口」「歯」などが作られ始め、内臓器官も発達します。皮膚が透明なのでしばらくは内臓や血管が透けて見えるでしょう。外生殖器ができ始めますが、まだ目に見えるほど大きくないので赤ちゃんの性別はわかりません。

妊娠3ヶ月になると胎児の心臓はほとんどでき上がります。エコー検査で胎児の心臓の音がはっきりと力強く聞こえるようになるのです。エコーに写る小さな赤ちゃんから、力強く大きな心拍音が聞こえるでしょう。赤ちゃんへの愛おしさが増し、ママになる実感がわくのもこの時期です。（※3）

我が子の心臓の動きや心音がエコーで確認できるとほっとしますよね。それに伴って妊婦に母親としての実感がわいてくるのも、この頃からといえるでしょう。

（妊娠3ヶ月目の心拍については以下の記事も参考にしてみてください）